言葉を残す(第1回)

「すべてを自分で決めるからこそ楽しいのさ」

ある時、いつも欅坂46のライブへ一緒に行く友人に僕が放った言葉だ。
特に名言を言い放つつもりなど全くなかったが、その友人からは

「かっちょええな笑」

と言われた。

言葉というのは自分の意図していない方向へ良くも悪くも影響する。


タイトルの“言葉を残す”は
スガシカオさんの『夢のゴール』という曲のワンフレーズ。

誰かにとってぼくは高校教師
言葉を残す

正確に言えばkokuaさんの『夢のゴール』か。
NHKのプロフェッショナルで初めて披露された時、何故か親近感を覚えたフレーズだった。


サッカーの指導者として活動し始めてもう6年が経とうとしている。
ある時、指導した子どもが旅立つ際にお礼の品を頂いた。
その中にはお礼の品と共にひと言だけメッセージが書いてあった。

「マディコーチの言葉で変われました!」

“俺何か言ったかな…??笑”
そんな風に思いつつも無意識に放った言葉が一人の人生の大きなきっかけとなれたことが素直に嬉しかった。
自分のひと言で誰かの人生に影響を与えられたことは何よりも嬉しかった。

新型コロナウイルスの影響で家にいる時間がかなり増えた。
筋トレをしても1時間くらいしか時間は進まない。
料理や家の掃除なんかをしてもそれぞれ1時間程度しか進まない。

朝起きた時、曇っていたり雨が降っていたりするとどんよりした気分がさらに加速する。
日常は僕らが思っていた以上に刺激に満ち溢れていた。
僕らは思っていた以上に人の温かみに依存していた。

現代は人と簡単に繋がれる。画面の表層の上で。
でもどこか孤独感や寂しさを感じてしまう。
コミュニケーションは言葉だけではなかった。
人の温度感は思っていた以上に大きな力を持っていた。
そんなことに気付かされている今日この頃。


とは言っても時間は沢山ある。
何をしよう。
もう僕も大学4年生だ。
学生生活もあと1年。厳密に言えば11ヶ月。
何も出来ず、何も始まらず4月が終わるけれども。


どうせなら言葉を残そう。


ふとそう思った。
今までの旅の思い出は、まだ人の温度感のある所でしか話していない。
どうせなら、画面の中にあるとてつもなく大きな世界に話そうじゃないか。
時間あるし。


どうせやるなら全力で。
どうせやるなら死ぬほどカッコつけて。
中途半端にやってバカにされるくらいなら全力でナルシストになってやる方がマシ。


ここに残した言葉で、誰かの人生のきっかけになれたら良いな。

次回はとりあえず
2019年の11月にLINEブログに載せた記事を貼ろうかな。
「欅坂×教育」
っていう内容です。



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