ニシムラアツシ
以前書いた同じクラスの女の子を保育園まで歩いて連れてくるお父さん、 今朝の登園の後とうとう突っ込んだ話をすることができた。 随分前から、彼が娘を送ったあと園と駅の中間にある喫煙所で必ずタバコを吸う習慣があること掴んでいたので、時間を合わせて普段は吸わないタバコを片手に罠を張って待っていた。 ところがそのお父さん、後からやってきたのはいいけれど喫煙所には目もくれず駅の方へ歩いて行く。今日は時間なかったのかな、はずしたかなと仕方なく立ち去ろうとすると、再び駅の方からこちら
保育園からの帰りがけ、道端に生えているねこじゃらしを持って帰ろうとしてなかなか摘み取れず何回も引っ張っていた。 やっと抜くことができた時ものすごく嬉しそうだった。 玄関がねこじゃらしだらけです。
朝、あと一つ角を曲がれば保育園というところで同じクラスの女の子とそのお父さんが前を歩いているのが見えた。 いつもその子の歩くペースに合わせてゆっくりゆっくり登園してきていて、お父さんと顔見知りでなかった頃はベビーカーでよく追い抜いていた。 ２歳と４か月の〈まー〉は歩くことだけに集中するということがまだできない。途中で目にする色んなものに気が散ってしまったり、疲れて歩かなくなってしまったりと、それはもう時間がかかる。 足腰の発達のためにほんとうは歩かせて登園したいのだけど
カラ梅雨の週末、部屋の掃除をしていたら節分の時に買った鬼のお面が出てきた。毎年時季になるとスーパーで売ってる豆におまけでついてくる大して怖くないアレである。小っちゃな〈まー〉が凶悪な面をかぶったらそれだけで面白い画が撮れるなあと怖めのものを探していたのだけどこれしか手に入らなくて渋々買ったのを思い出した。 でもその日、帰って早速かぶってみるも〈まー〉はきょとんとして怖がらず、自分がかぶせられるのも嫌がられてしまう。肩透かしを食った僕は〈まー〉が寝たあと顔の上にそっとお面
最近〈まー〉はくつ、くつした、ズボンを自分ではこうとするようになった。 で、思い通りにはくことができないとかんしゃくを起こす。 今朝も保育園に行くため玄関でくつしたを自分で履こうとしていたのでしばらく静観していたら、上下を逆さまにして足を突っ込んでいたので（＝足の裏側の面を甲側にして履こうとしていた）かかとの部分より先に進めずに泣いていた。くつしたはまだ不得意らしい。 一方くつ、ズボンについては一応ひとりではけるようになった。「ほら、じょうずにはけたでしょう？」と言わんば
その日が来た。 午前2時40分、僕は念願の「お父さん」になった。妻といっしょに分娩室に入ってから、わずか25分後のこと。自宅で陣痛らしき痛みが来てからというもの、あまりにも展開が早く、目の前で起きている事態をうまく飲み込めないまま、我が娘〈まー〉は生まれてきた。 立ち会い出産だったにもかかわらず、すべてが終わってから病院に駆けつけたような気分。初産なので「あー、ここから10時間コースなのかなあ」と苦しむ妻に付き添いながらやきもきしていたところ、気がつけばもうそこに〈まー〉
家にいるときはYouTubeでMVを流しっぱなしにしてることが多い。 仕事柄アイドルの曲を聴くことが多いのと、あとは僕の趣味により〈まー〉がこれまで最も聴いたのは欅坂46の「サイレントマジョリティー」か水曜どうでしょうの「1/6の夢旅人・2002」のどちらかだと思う。 特に女性アイドルの歌が流れている時、画面を見ながら〈まー〉はよく一緒に躍っていた。「踊っていた」と過去形なのは最近急に踊らなくなったからである。今日などサイマジョでさえ完スルーだった。 ついこないだまで「
娘が２歳になった。ついになってしまった。単純計算では365×２＝730日も生まれてから経ったことになる。「〈まー〉の毎日を細大漏らさず書き残す！」との意気込みで始めたはずが、実際のエントリ数はその一割にも満たない結果（育児日記とかきちんとつけられてる人尊敬します）。 誕生日当日は鎌倉の鶴岡八幡宮に行ってきた。なぜわずか２歳の娘の誕生日の行き先に神社という渋いチョイスをしたのかというと、〈まー〉が妻のお腹にいることがわかった日、二人で鎌倉を旅行していたからで、三人になってお礼
〈まー〉がもうすぐ２歳になる。 びっくりである。もう２歳。「え!?」って感じ。 都内でもわりと子育てのお盛んな場所に住んでいるので、日常頻繁にいわゆる「赤ちゃん」を目にするのだけど、たしかに〈まー〉はもう明らかにでかい。とゆーかもう赤ちゃん感がまるでない。 こないだ生まれたばっかりのようなちっちゃなちっちゃな「赤ちゃん」を見ると〈まー〉もつい最近までこんなだったはずなのに、もうあんまり思い出すことができない。いざとなったら記憶の中の〈まー〉を一気に書き出せるしとか最初は思
保育園初登園。 とうとうこの日がやってきた。一時保育で〈まー〉は初めて保育園に預けられます。何だろうこの罪悪感。でもこれは〈まー〉のためでもある。 生まれてこのかたお父さん（僕）かお母さん（妻）は必ずいっしょにいて、二人同時にいなかったことと言えば、ちょうど１年前に僕の地元に帰省した時の数時間のみ。自分を取り巻くいろいろのことが分かるようになってからはただの一度もなかった環境に身を置かされるのである。どんな風に過ごすんかなあ。寂しくて泣いてばっかりやったらどうしようなど過
最近〈まー〉のうんこのタイミングが分かるようになってきた。一日おきの朝、決まった場所で頑張っている。あ、いま出てるなというのがありありと分かるくらい顔がこわばり、手足を踏ん張り、体全体に力が入っているのがものすごく笑える。ただしあんまり笑われると気が散るらしく、頑張れなくなってしまうようなのでこっそり笑うことにしている。今朝もまた発見したので妻をつんつんして二人で横目で楽しんだ。 この場所におまる置いといたら将来的には勝手にやってくんないだろうかw
最近〈まー〉がちょっとしたかんしゃくを起こすようになってきた。主に何かが欲しいけど、それをもらえない時。スーパーとかでお菓子を買って欲しくてフロアに突っ伏して泣いてる子を見かけることがあるけど、家の中であの感じ。ひどい時にはソファのクッションを払い落とすなどの乱暴をはたらく。 〈まー〉が欲しいもの第１位はiPhone。続いてパソコンのマウス。つまり僕がずっと触っているもの。取り立てて赤ちゃんにウケるデザインでもないと思うので、お父さん・お母さんが触ってるから自分もいう風に興
僕が一人で出かけるとき、妻と玄関まで見送りに来てくれた〈まー〉は泣く。妻が一人で出かけるとき、僕と見送る〈まー〉は笑ってバイバイをする。 多くの家庭とは逆の光景がうちにはあって、妻は少し拗ねているが、僕にはそれがちょっとした自慢だったりする。４月に一歳を迎えた娘〈まー〉は、一緒に過ごした時間の長さから僕の方により懐いている。でもその自慢は自慢することのできない自慢で、これまで誰にも自慢したことがない。アルバイトをしながら主夫で育児をやってますとは、親兄弟や友人たちに自信
一歳児の記憶力とはどれくらいのものなのだろうか 今朝図書館に絵本を借りに行ったときのこと。２か月前に借りた谷川俊太郎の『もこもこもこ』が面になっていて、その時〈まー〉がいたくお気に入りだったことを思い出したので改めて読み聞かせてみようとした。 イメージしやすいようにこの絵本のあらすじを意訳すると、「しーん」とした地面から「もこ」っとあらわれた何かが「もこもこ」っと大きくなり、「もこもこもこ」っと巨大な怪獣のようなものに成長する。怪獣はこれまた地面から「にょきにょき」っと伸
〈まー〉ごはんの時間、離乳食用の野菜が（まだ「離乳食」でいいのかな？）１品足りないことに気づき、急いで調理。これまであげたことないけど、冷蔵庫にあったナスを刻んで鰹だしで茹でました。 初めて食べさせるものにはやっぱり気を遣う。小児科でも「たまごに限らず初めてのものは出来るだけ平日の午前中に」食べさせるようにと言われるし、急なアレルギー反応が出てしまうことって少なくないらしい。ナスでアレルギーが起きるのかは知らないが。 注意深くひと口目を見守っていると、〈まー〉が急にぷるぷ
この数日、〈まー〉が泣きまくっている。 理由は簡単、断乳のせいである。朝、昼、夕の離乳食のあとのおっぱい以外はあげないと妻が決め、おっぱい寝かしを止めたものだから特に夜間の泣きっぷりがひどくなった。ここまでのぎゃん泣きは生まれて初めてというくらいに泣き叫んでいる。 関西に住む僕の母に写真を送るたび「この子はよー笑う子やねえ。お父さんお母さんが可愛がり過ぎて不自由させてないんちゃうの？」と電話で言い当てられる。比較の対象がないので何とも言えないが、たぶん二人で溺愛してきたと
