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一歳児の記憶力とはどれくらいのものなのだろうか

今朝図書館に絵本を借りに行ったときのこと。2か月前に借りた谷川俊太郎の『もこもこもこ』が面になっていて、その時〈まー〉がいたくお気に入りだったことを思い出したので改めて読み聞かせてみようとした。

イメージしやすいようにこの絵本のあらすじを意訳すると、「しーん」とした地面から「もこ」っとあらわれた何かが「もこもこ」っと大きくなり、「もこもこもこ」っと巨大な怪獣のようなものに成長する。怪獣はこれまた地面から「にょきにょき」っと伸びてきた植物のようなものを「ぱく」っと食べ、「つん」っと体から飛び出したうんこのようなものを地面に落とす。うんこは「ぷう」っと膨らみ「ぱちん」と大爆発を起こしてまた元の「しーん」とした地面に戻る。さいごにまた「もこ」が現れておしまいという食物連鎖かあるいは星の一生を表現したようななお話。

表紙を見せただけでは何の反応もなかったけど、そのページに来るといつも声をあげて笑っていた「ぷう」のところで同じように〈まー〉が笑うのである。以前のような派手な笑い方ではなかったけど、少し間を置いて思い出したかのような「にやー」っという笑み。2か月前に読んだことを記憶していたのか、それともパ行+擬音という好きな要素がたまたま揃ったから笑ったのか、どっちなのだろう。

よくわからないけどこの本は買ってやるとしよう

 

 

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