繊細さを武器にする方法

こんばんは。皆さん、本日もお疲れさまでした。


3日間noteをお休みさせていただきました。仕事が忙しいのもあったのですが、良いなと思うアイデアがシンプルになくなってしまったからです。スープ無くなり次第終了のラーメン屋に憧れる私としては、それも悪くないかなと思いました(いやネタ思いつけ)。

アウトプットの手を止めて改めてインプットに重点を置いてみると、ネタの仕入れがはかどりました。というわけで復帰後第一弾は、「繊細さ」について書いていきたいと思います。


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繊細さんの苦悩

最近本屋さんでは、『繊細さ』やら『生きにくさ』というような言葉がタイトルに含まれる本が増えています。
人一倍繊細な人のことを、医学用語で「HSP」と呼び、世の中の5人に1人はHSPであるという統計もあるようです。それほどに「繊細さ」というものが注目されるようになったのは、以前よりも世間が「心の健康」というものを意識するようになったからでしょう。コロナによる環境の変化で心のバランスを崩す人が増えていることも背景にあるかもしれません。

このように世間で注目を浴びている「繊細さん」ですが、翻って、あなたは自分のことを繊細だと思いますか?

私はというと、ゴリゴリの繊細さんです。

繊細気質と言うのは、幼少期の環境に起因するようです。
確かに私の場合は、小学生の時両親が不仲で毎日2人の顔色を窺って生活をしていました。寝室では私が真ん中になり川の字で寝ていたのですが、顔を父と母のどちらに向けて寝るべきかと毎日悩んでいた記憶があります。こういう経験が引き金になっている可能性は多分にあると思います。幼少期に形成された気質は成長してからも変わることなく、学生の時分は無駄に先生の一挙手一投足を気にしていた気がします。

繊細でも大丈夫!と声高に言いたいところですけれども、やはり辛いと思うことの方が圧倒的に多いですね。友人が私に対して昨日とは違う態度で接しているような気がしたときは、「俺なんか悪いことしたかな。。」と一日中考え続けてしまいます。

そしてこの繊細という性格は、社会人になってからも重荷に感じることがよくあります。
上司に相談したいことがあったとしても、「あ、今忙しそうだよな、、今話しかけたら機嫌を損ねてしまいそうだ。」と考えてしまい、伝えるべきことも伝えられなくなってしまいます。会議の場で発言しようとしても、「今こんなことを言うのは場違いなのでは」と不安になり、しどろもどろになってしまうこともあります。一つ一つの些細なことをいちいち気にしすぎてしまうので、がちがちになって動けなくなってしまうのです。

やはり繊細であることは、デメリットの方が多いように思えます。


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繊細さを最強の武器にする

とはいえ、繊細さを短所のまま放置しているのも、我々繊細さんからすると辛いものがあります。

そう、この記事で私はお伝えしたいことは、繊細であることはハンディキャップでありながらも、飛び道具として使えることもあるということです。

そしてイメージしていただきたいのは、繊細さの矛先を自分ではなく他人に向けるということです。

あなたの繊細さを他人に向けることで、常人の何倍もの「共感力」を発揮できるのです。

外見からは一見うかがえないような心の傷を、繊細さんの感性ならくみ取れることができます。何気ない一言に傷ついた人たちに、あたかも自分ゴトのように寄り添うことができるのです。

余計なお節介だと言われてもいいじゃないですか。誰かに自分の気持ちを少しでも分かってもらえたと思えるだけで、人は元気を取り戻せるものです。

繊細さんの皆さんは、是非その感性を大切にしてアウトプットを心がけましょう。他者に繊細さのエネルギーを放出し、自分へ向けた毒となる繊細さは抜けていくイメージを持つとなおよいですね。

仕事ができるとかモテるとか、そんなことだけで人間は測れません。最後に必要とされる人の究極とは、苦難に寄り添ってくれる人間なんだと思います。


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本日もご覧いただきありがとうございます。

繊細であることは社会において邪魔なものではありません。むしろ、これからの予測不可能な時代において、劇的に重要度が増すものであるのではないかと私は思います。
今一度、ご自身の繊細な一面に向き合ってみてください。向き合ったら、その矢印を外に向けましょう。あなたを必要とする人は必ずいます。


それでは最後に、今日の一曲

シンプルに最近のマイブームです。静かな夜のひと時にどうぞ。

https://youtu.be/oW-GfwT_e_w?t=43









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