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【詩】泥水で口を濯ぐ
そんなにフワフワして何処へ行くの?
君が乗る電車はそっちじゃないのに。
あの日の言葉が霞んでいく。脳裏の君がボヤけてる。
万華鏡のように増えては消えて、消えては増えて、それでも綺麗だと感じる自分を消してしまいたい。
残高不足のSuicaが何度も叫ぶ。
苦し紛れに向けた刃先はどうしてだろうか私に向いている。
駅のアナウンスが語りかける。
「どうして貴方が謝っているの?」
ハッとして、夏。
そんなにフワフワして何処へ行くの?
君が乗る電車はそっちじゃないのに。
あの日の言葉が霞んでいく。脳裏の君がボヤけてる。
万華鏡のように増えては消えて、消えては増えて、それでも綺麗だと感じる自分を消してしまいたい。
残高不足のSuicaが何度も叫ぶ。
苦し紛れに向けた刃先はどうしてだろうか私に向いている。
駅のアナウンスが語りかける。
「どうして貴方が謝っているの?」
ハッとして、夏。