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Yayoi’s Voice

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私が感じたこと、伝いたいこと。ひろくあまねく、声が届きますように。
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出逢いに行く

出逢いに行く

そうだ!と思い立って、では、と行動に移しにくくなった。

だからこそ、そうだ!と思ったら行動に移そう。

それが、ちょっと遠かったり、

似合わないと思ったり

世間が、と感じたり

それでも、そうだ!と思ったのなら動いてみよう。

動くことで出逢うモノがある。

そうやって人は出逢ってきたのだから。

自分のそうだ!は信じよう。

異星人仕様の対話術

異星人仕様の対話術

想像して欲しい。もし自分が地球外の星へ降り立ったとして、そこに知的生命体がどうやら存在しそうだ。右も左も分からないその星で、仲間もおらず頼れる情報もほとんどなく、でもせっかく降り立ったのだから少しくらいは滞在したい。

相手がどんな生命体かはわからないけど、感情らしきものは持っていて、コミュニティもあり、お互い意思伝達もして社会を形成している。なんとかやりとりできないものか。

そして、できればお

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やりきる9月

やりきる9月

ぽっかりと時間ができた。

時間に余裕があると、普段視界に入ってもスルーしていたものに目がいく。

季節の変わり目もあり、夏の終い支度をしながら、使いかけの日焼け止めスプレーやら、虫除けスプレーやら、頂いた美容マスクやら、せっせと使い切っている。

綿棒なんかは日ごろほとんど使わず、だからといって捨てることにはちょっぴり抵抗があるし、掃除に代用するほど綺麗好きでもないし、ということでお風呂上がりに

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今日の運だめし

今日の運だめし

今日はラスクが手に入るのかどうか?

ラスク目当てに行ったのに、売り切れたいたと言うのが過去2回。週1回火曜日にそのラスクは店頭に並ぶと聞き、火曜日の昼に行ったのに「今週は数が少なくて、売り切れです」と言われたこともあり、水曜日の今日、もうないかもなと半ば諦めて向かった先は、京都 河原町丸太町を東に入ったところ、鴨川に架かる橋の手前にある〔Bakery uki〕

このパン屋さんは間口が狭く、店内

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おじいさんのこと

おじいさんのこと

おじいさんは、私と誕生日が一緒だった。

おじいさんは、巻き寿司を網で炙って食べるのが好きだった。

おじいさんは、大きな音でレコードを聴いていた。

おじいさんは、笑うと目尻が垂れた。

おじいさんは、子どもっぽい人だった。

おじいさんは、くいしんぼうだった。

おじいさんは、お歳暮の荒巻ジャケを捌いてた。

実家のことで心配事があるけど、なかなかうまくいかず、ああもう神頼みしかないなと、半ば

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黒人の女の子が町で自分の自立のために闘う

黒人の女の子が町で自分の自立のために闘う

この子は一体、誰と闘っているのだろう?

そして、私は一体何と闘うのだろう?

この少女のかっこよさは、自分は何者でもない、そんなことはどうだっていいとでも言っているようなこの立ち姿に現れているのかもしれない。

私への問いかけは自分が何者であろうと、そして相手が何者であろうと、こうやって胸はって顔をあげて、堂々と正面から向き合うことと伝えているのかもしれない。

自分がそうだと思い込んでいる、古

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オモイカロヤカニ(2021)

オモイカロヤカニ(2021)

心の内にある揺るぎないもの、確固たるもの、ぶれないもの、これらすべてゴミと心得よ。この世の物事の本質はすべて「変化」である。「猫の妙術」

とある方がインスタグラムに投稿されていた、所信表明とも取れるこの新年のご挨拶に心奪われた。

子育てを始めたばかりの若い世代が、江戸時代に書かれた「剣術指南書」の一説にある言葉をひょいと使ってしっかり進んでいく姿に、応援したいと思うほどに眩くもあり、嫉妬に近い

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Yoga is...

Yoga is...

Yoga makes me myself aware of feeling through all senses.

Yoga is movement with breathing.

Yoga changes my body structure and my mind.

Yoga makes me see who I am or where I am right now in my life.

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私の持っているこのみずがめの水をあなたに差し出すことができるか?

私の持っているこのみずがめの水をあなたに差し出すことができるか?

物体としての『みずがめ』と聞いて想像するのは陶磁器でできた甕ではないかと思う。この固体である甕は、液体である水を保存できるのはもちろんだが、現在のように浄水機能が発達していなかった昔は、おそらく汚濁物質を取り除く浄化機能も少なからずあったのではないかと思われる。

一方、ホロスコープでいうところの『みずがめ』はどんなイメージか?

星占いでは有名な石井ゆかりさんがおもしろい表現をしていて、かいつま

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そうしていつか全ては優しさの中に消えてゆくんだね

そうしていつか全ては優しさの中に消えてゆくんだね

子どもの頃、家族で旅行とか、夏休みにおばあちゃん家に泊まりに行ったとか、そういうのがすごく羨ましかった。

両親は酪農家で、1日たりとも家を留守にすることはできなかったし、母の実家は隣町ですぐだし、父方の祖父母と同居だったから、長期休みには従兄弟をはじめ親戚が我が家で過ごすのが定番だった。

おまけに父の従姉妹にあたるお姉さんが冬休みになるとやってきて、やりたくもないカルタを延々やらされた。少し年

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時空を超えて

時空を超えて

例えばSF作品で、人物が瞬間移動をする直前、画像が一瞬歪んで像が揺らいだのち、別の場所に移動するといった演出はよくある表現。

この原理は物体を最小単位の粒子まで細かく一回バラして、時間や空間を移動しやすくするということではないかと推察する。

そんなことができるかどうかは別として、つぶつぶまでバラシして再構築するというのは、まるで物体を最適化しているみたいな心持ちがする。

揺らいだのちに最適化

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自己責任は自分勝手

自己責任は自分勝手

「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざ。

風が吹く

砂埃が舞う

砂が目に入って失明する

瞽女さんになる人が増えるため三味線が必要

三味線は猫の皮から作るので猫が減る

猫が減るとネズミが増える

増えたネズミが桶をかじる

桶屋が儲かる

ということらしい。

このことわざをビジネスに絡めて、「相関」と「因果」の関係なんて論じたり、そもそも「失明するほどの突風ってどんなん

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見習うべきはその心根・心情

見習うべきはその心根・心情

多くの人がいつでも教えを乞いたいと願うそんな魅力的な人がいる。

持っている技術も経験も知識もどれも超一流で、その道で働いている人にとって目指したい理想とする人物。

しかしその人が多くの人を魅了してやまないのは、技術や知識などではなく、それはあくまで結果であって本当はそこに至るまでの心の持ち方なんじゃないかと、人より先に準備を整え、最後まで残って片付けをする骨身を惜しまない姿を見て思う。

農業

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うっとりは妙薬

うっとりは妙薬

秋はうっとりしたくなる季節である。

何に?

自分にではなく、何かにである。

それは、何かにうっとりする方が断然気持ちいいからである。

ちょっとしたモヤモヤも、帳消しになるくらいの威力があるからである。

しょうもないことにかまけていると感じたのなら、それはうっとりが少々足りないから。

ならばうっとりしようじゃないか。

さすれば、何にうっとりしようか?

物語?

映画?

絵画?

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