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【たーぼうの教育ニュース】 2024年8月11日(日)

 こんにちは!たーぼうです!

 埼玉はマジで暑いです。みなさんご自愛ください。

 先日は高校の友人と飲み会に行ってきました。卒業以来の仲間もいて、めっちゃ楽しかったです。もう卒業して18年になるので、ライフステージも変わりましたが、昔と変わらないものも再確認できて良い時間でした。(地味に投稿を見てくれている友人もいて、嬉しかったです。)

 楽しかったので、お酒1.5杯くらい飲みましたが、私にとっては飲みすぎて、帰宅後、頭痛くて大変でした。

 さて、本日も1日遅れですが思考の整理の一環で、実験的に、そして自由気ままに投稿を続けます。アウトプットしないとマジで勉強しないので、自分に課したハードルとして、小さく挑戦を続けたいと思います。良ければご覧ください!



■1:教育ニュース

8/9 WEB VOICE
叱れない教師はダメなのか? 教育現場が囚われる「毅然と叱るべし」の呪縛

村中直人さん(臨床心理士)
工藤勇一さん(元東京都千代田区立麹町中学校校長)

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 叱るについての面白い考察でした。 

 ここで面白かったのは、以下の部分です。

▼村中
 学校で何か問題行動を起こす生徒が出たときも、教師に対して「叱れないような教師はダメだ」とか「叱らないから子どもから舐められるんだ」といった論調の発言が出ます。
 つまり、日本では「叱らないと、叱られてしまう」んですよね。これらはいずれも、「叱ることが最良の方法」という思い込みがあるから起きることだと思うのです。 
叱ることは実はそんなに効果的なやり方ではなくて、むしろ副作用のほうが大きいのに、世の中にはなぜか誤解がはびこっていると思っています。
▽工藤
 とくに教育現場は顕著ですよ。「教師たる者、毅然とした態度で叱るべし」という考え方が染みついていますから。そこに論理性はなく、ただ日本の伝統的な教えであるかのように信じられています。

 「叱らないのはダメだ」というのは、いろんな人を傷つける言葉だなと思います。その点については納得です。他にも「(雰囲気を)しめなきゃいけない」とかで同僚に強いるケースもよく聞きますが、スタンスを縛られるのって本当に辛いなと思います。

 この記事には概ね納得しますが、私個人としては、状況によっては叱ることはあって良いと思います。ただ問題はその後で、叱りっぱなしにしないことが大事だと思います。誰かがフォローに入ったりとか、その後に話を聞いたり、気にかけたりするなど、短期的ではなく、長期的なアプローチをすることがより重要なのでは?と思います。仮に叱ったとしても、普段からの関係性にもよるので、ほんと日常が大事だなと思います。

 教員は年間単位で生徒と関わることができる、子どもに影響力を与えることができる最強の仕事です。社会を変える可能性を持っていると思います。

 人間なので、瞬発的に叱ることはあると思います。それを批判するのもちょっとと感じます。叱ってくれる先生を好む生徒たちも一定数いるのもデータとしても出ています。(もちろん過度に叱ることは問題ですし、終わった後に慰めれば良いというのもまた違いますが。)

 ただ、どのようなスタンスで叱るのか、何のために叱るのかなど、最上位の目標と照らし合わせながら、生徒と関わっていくのが良いのかなと今は思っています。

 今後、これも考えていきたい探究テーマの1つだなと感じました。

 


■2:生徒指導ニュース

7/31 みんなのルールメイキング
教員と生徒それぞれの目に映った、ルールメイキング委員会立ち上げとは?【ルールメイキング経験者インタビュー】

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教員アンバサダー仲間の 小瀧 智美 先生と当時小瀧先生の学校の生徒だった針ヶ谷さんのインタビューです。

 記事がリアルすぎて読み応えがありました。

 例えば、以下の言葉はめっちゃリアルです。

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▼小瀧さん
 針ヶ谷くんたちが入学した時、わたしは生徒指導部長でした。当時は「生徒指導部長だからこそ、生徒を自分の指導に従わせなくてはいけない、舐められちゃいけない」という思いがあり、高圧的な指導をしてしまったのではないかという反省があります。
 そんな中、生徒や保護者との関係性に課題が生まれていました。保護者・生徒・教員が年に一度答える学校評価アンケートでも、ネガティブな回答が多く寄せられていました。「いつまでこんな校則を続けているんだ」「こんな『昭和』な学校はありえない」といった回答が毎年出ていて。

▽針ヶ谷さん
 校則を変えることに反対派の先生たちに納得してもらうために、先生たちにどんな不安や懸念があるのかを聞いて回ることにしました。でも、「自分たち(ルールメイキング委員会)が変えたいだけじゃん」「ちょっといま忙しいから」と話を聞いてくれない先生もいて。一日に何度も聞きに行ったんですが、答えてもらえない日が数日続く時もありました。

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 このあたり、リアルすぎませんか・・。笑

 こんな状況はきっと各地で起こっているのではないかと思います。それだけ生徒指導や校則についてはまだまだ課題があります。 

 でも、こうやって泥臭く進めてくれた人たちの話が聞けるのは本当に貴重な記事だなと思います。ぜひこの引用部分以外のところも読んでください。

 ルールメイキングは2019年にスタートしましたが、すでに300校を超える数の学校が取り組んでいます。パートナー校以外も含めると、潜在的にはもっと多くの学校が取り組んでいるのではないかと思っています。

 それだけ魅力のある活動だし、それだけまだまだ課題があります。

 私もできることを少しずつやっていきたいなと思いました。

 ちなみに8/27にはオンラインイベントもあるので、ぜひ興味のある人はご参加ください!

学校における“対話と民主主義“を本気で考えよう!School Voice Project × みんなのルールメイキングプロジェクトコラボイベント

 


 以上です!お読み頂き、ありがとうございましたー!!
 またお時間があればご覧ください〜!



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