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7月に読んだビジネス本約30冊から選ぶおススメのベスト5

こんにちは。
今月も7月に読んだ本の中から、お勧めしたいビジネス本を紹介したいと思います。

オリンピックを見てアスリートから多くの感動をもらっています。刺激をもらって自分自身を磨くことに時間を費やしたいですね。ぜひこれを機にインプットの機会の参考にしていただけると嬉しいです。
※あくまで自分の備忘も兼ねた個人の感想であり、偏見に満ちた感想とランキングですので、ご了承ください。

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第5位
ストレスの9割はコントロールできる
著者:鎌田敏

https://www.asuka-g.co.jp/book/business/011625.html

ストレスは悪いもののように思われがちですが、決して悪いものではないと思います。むしろストレスが全くない、というのはそれはそれで問題だと個人的には思います。著書を読んで思ったのは、『何がストレスの根源なのか正確に把握すること』が非常に重要なキーファクターだと思います。
ストレスは気付かぬうちに溜まるし、特に多くの人がストレス発散すれば良いと勘違いしてると思います。発散しても根本的な解決にはならず、また溜まるというのを繰り返すだけです。
自分の中にある小さな声に耳を傾けて、何がストレッサーになっているのか、ヒトなのかコトなのか。を明らかにすること。そして、昨今ではパラダイム転換が苦手な人が増えてると思いますが、自分がどう捉えているのかを理解すること。そして発想転換できなくてもいいので、他の人はどんな捉え方をしているかを考えること。
最後に“自分に”できることに照準を合わせて動くことだと気づかされます。ストレスを感じやすいという人もそうですが、そういったメンバー(部下)を抱える上司の方にお勧めです。


第4位
Makuake式「売れる」の新法則
著者:坊垣佳奈

https://nikkeibook.nikkeibp.co.jp/item-detail/32401

資金調達方法の変化、消費者の購買理由の変化、購買の仕方の変化、等、変化の大きい現代において、実際のサービスの品質(使いやすさと活用効果)は当然ながら、「なぜその事業を創ったのか」「なぜその事業を成長させていきたいのか」そのストーリーにお金を使いたくなってきていると思います。そんな環境の中で求められるのは、顧客を知り尽くし、サービスを磨き続けることだけでなく、小手先のことに甘んじず、本質を「考え尽くす」ことが重要です。
売れるための第一法則は「旗をたて、やりたいことを宣言する」という考え方は個人的には非常に本質であろうと思います。起業を考えている人はもちろんのこと、今の仕事で関わるご自身の事業にはどんなストーリーがあるのか、改めて見つめ直してはどうでしょうか。

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第3位
どうしても頑張れない人たち
著者:宮口幸治

https://www.shinchosha.co.jp/book/610903/

本書のキーワードである『頑張りたくても頑張れない人がいる』というのは非常に重要な考え方だと思います。頑張っているのが偉い。最上位である。とした考え方が一部蔓延っているように感じますが、それでは頑張りたくても頑張れない人の可能性を奪ってしまう可能性があることを認識すべきだと思います。
ではなぜ頑張れないのか?という問いに対する答えとして先々を見通す認知機能が弱い可能性がある、ということも大事な示唆だと思います。先々を想像する力って、人によって大きく異なりますよね。
組織における心理的安全性が重要であることは多くのビジネスパーソンが聞いたことがあるかと思いますが、結果が出ないと褒められない。限界まで頑張らないと褒められない。だとすると、メンバーもやる気を失ってしまいます。特に管理職の人は自分が頑張ってきた人が多いと思うので、頑張れない人の原理や気持ちを理解するうえでお勧めの一冊です。


第2位
行動経済学
著者:ミシェル・バデリー

https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014769/

アカデミックな内容ではあるものの、現実社会の中でも納得感があり、当てはめやすく濃い内容の一冊です。アカデミックの世界ではしばしば、人の行動を合理的に解き明かすことがあるが、行動経済学では人は合理的ではない。という前提に立っています。
マネジメントを担う人にとって、メンバー(部下)を理解することは重要な役割の1つであるが、意欲が低めのメンバーだってチャレンジするし、自分の意見をはっきり伝えるメンバーが自分の意見を出せないこともあり、人は多面的である。と個人的には考えています。また、マネジメントではなくても、人間関係の構築において、人の複雑性を理解してこそ、真の信頼関係の構築があると個人的には思っており、考え方についても納得感は深い。
また、人間関係だけではなく、人の意思決定場面や思考の癖など、陥りがちな思考・行動について解説されており、人の気持ちに着目したものも多いため、人の気持ちがなかなか理解できない。という人にはお勧めの一冊です。


第1位
習慣超大全
著者:BJ・フォッグ

https://www.diamond.co.jp/book/9784478106310.html

個人的にはある小説に書かれた『人間の武器は信頼と習慣』という言葉が大好きです。そのため”習慣”について、まとめられた一冊は個人的にも興味深く読みました。
そもそも、習慣が続かない、継続できないというのは意思が弱いから。ということが言われますが、そんな気合論は今の時代に合ってないし、本書に書かれている通り、モチベーションは変動しやすいということが前提だと思います。
一方で『何のためにそれをやりたいのか』自分にとっての目的を明確にしておく必要はあるとも思っています。周りもやってるし。やった方が良いから。という理由で始めるとどれだけタスクを分解して小さくしても、アンカーを作ったとしても長続きしません。
個人的には本書を読んで、以下の観点が大事なのかと思いました。
•目的を決める。
•タスク(目的達成のための行動)を分解する。
•きっかけと行動を決める。
•それができる能力や時間があるか確認する。
•メリットを想定してモチベーション“も”高めておく

本に書かれていることをすることをお勧めしたい。というよりも、どれか1つでも自分にはまるもの。納得できるものを見つけられるヒントがたくさんあると思います。習慣化させられることはあらゆるビジネスパーソンにとっての”武器”になりますので、今月のおすすめランキング1位にさせていただきました。ぜひ読んでみてください。

終わりに

いかがでしたか? 興味のありそうな本はありましたか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
繰り返しになりますが、僕自身の独断と偏見による勝手なランキングですのでご容赦ください。

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普段はしくじりマネジメントというタイトルで、マネジメント場面における悩ましい場面を失敗談をベースにナレッジも発信しています。
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