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ちゅけまる
2022年3月2日 12:35
もし一生分の涙を一度に流したら、タオルは何枚必要になりますか。彼はいささか、わたしのことを理解しすぎてしまう。わかりすぎる。私は、私の悲しみの上澄みだけを一気に網でかっさらう人が欲しかっただけなの。彼では、私の心の深いところにまで気づいてしまって、私は彼を傷つけてしまいそうでそれが嫌だったの。だからね、男は多少鈍くて優しくて馬鹿が好き。私の美しいところだけを見て、幻想に浸ってくれる男。傷
2019年11月22日 21:37
賢治さん。はじめまして突然のお手紙で失礼いたします。拙い文章ですが、どうかお許しください。私はあなたが好きです。初めて拝読したのは、小学5年生の時でした。「雨ニモマケズ」を暗唱し、今に至るまで幾度となくつぶやいてきました。記念館にも、何度も足を運びました。作品からは、北国特有の重くどんよりした冬の陰鬱さや、閉塞感のようなものを感じます。また、その中での賢治さんの理想やイーハトーブの