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身の回りに溢れかえる情報に呑まれることなく、自分の頭で考えて生き抜く。noteには、そ…

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身の回りに溢れかえる情報に呑まれることなく、自分の頭で考えて生き抜く。noteには、そんな中で考えたことを備忘録的に書いていきます。

最近の記事

上にいくということ

どの職業でも、出世して上に行くと、判断を要求されるようになる。 研究者なら研究テーマを判断し、エンジニアなら全体アーキを判断する。店の店長なら何を売るか、どう採算をとるかを設計、判断する。経営者なら会社の方針を判断する。 判断をする際には経験と知恵が必要になる。若いうちに積んだ経験が判断の糧になる。 だから、ゆくゆくは何の判断をやりたいか、って考えることは、若いうちになんの経験をするかに結びついてくるよね。

    • エンタメ会社のエンジニア

      エンタメ会社のエンジニアの特色って何でしょうか? それは、黒子になる意識が必要だということだと思います。なぜか。 まずエンタメ会社(ゲーム、アート、etc..)はなぜお金が稼げているか、というですが、これはエンタメ会社がユーザを楽しませているからです。 ここで、それらの楽しい体験は誰が作っているのかということが問題になってくるわけですが、これは企画とデザイナーです。 その中でエンジニアが果たす役割といえば、彼らが構想したエンタメを正確にユーザに届け、デザイナーが作った

      • Openworkを見る時に注意すべきこと3選

        こんにちは。 今回は就活クチコミサイトであるOpenworkを見る上でいくつか注意すべきことがあると思ったので、それをまとめていこうと思います。 Openworkはうまく使えば有用なサイトですが、載っている情報に偏りがあるという側面があります。この偏りに注意せずに情報(特にスコア)をそのまま鵜呑みにすると、自分にあっている会社を見つける上でOpenworkはむしろ妨げになります。今回紹介する項目を念頭に置きながら、うまくOpenworkと付き合っていける人が増えるといいと思

        • 当たり前のことは今更言われないという話

          「おひとりさまの教祖”上野千鶴子(74)が入籍していた」 2023年2月21日、そんなニュースが目に飛び込んできた。 上野千鶴子といえば日本のフェミニズムの旗手で、独身を貫く女性の味方として最近は人気を博していた人物だ。 1人でも楽しく生きられる、ということを発信しておきながら、実は自分は男性と「おふたりさま」をしていた。上野氏の意見に共感しておひとりさまを貫いてきた女性たちにとって、これほどショックなニュースはないだろう。新世代の価値観を発信しておきながら、結局自分は

        上にいくということ

          スマホ疲れ解消法

          今や国民の90%以上、若年層に絞ればほぼ100%が持つようになったスマートフォン。本来便利なアイテムのはずですが、最近では逆にスマホで疲れてしまうという意見もちらほら。そこで、スマホ疲れを脱却し、スマホとうまく付き合っていくためのtipsをここにまとめようと思います。 スマホ依存脱却のカギはただ1つ。スマホを「つまらなく」することです。スマホが面白いがゆえに触ってしまうことでスマホ依存になってしまいます。つまらなくすることでただの1ツールに降格させ、なるべく良い部分だけを享

          スマホ疲れ解消法

          個の時代を超え、再びチームの時代がやってくる

          これからは個の時代だと言われるようになって久しい。Youtubeや各種SNSによって個の発信活動のハードルが下がり、おもしろいこと、オリジナルなことをやっている個人が注目を集めやすくなったためだ。 だがこの先の時代、個の時代から再びチームの時代への転換が起きると考えられる。それは、なぜか。 その理由はこの記事の中にある、この一節。 個として既に活躍できるレベルのデータサイエンティストや営業、研究員が、他の職種の人とタッグを組んで更なる価値を生み出す。個の時代は長所の時代

          個の時代を超え、再びチームの時代がやってくる

          楽しむヤツが勝つ時代

          今は楽しむヤツが勝つ時代だ。 ひと昔前ならただのゲームオタクで終わっていた人々が、esportのプロプレーヤーとして世界と戦い、その様が世界中に配信されて注目を浴びることができる。競技性のないゲームでも、やり込みyoutuberとして誰もやっていなかったような遊び方を提案することで活躍することができる。 楽器のプロ奏者になれなかった人々が、クラシックではなく流行りのポップスを弾いたりすることで人気を博し、プロの奏者よりも有名になって稼ぐことができる。なんなら、いわゆる王道

          楽しむヤツが勝つ時代

          良い文章を書くために一番大切なこと

          良い文章、本ってなんだろうっていうのは昔からぼんやりと考えていたことで、noteを書き始めてからはさらに強く意識するようになった。この単純だけどとても難しい問題に対して一つの答えが出たので、それをここにメモしておこうと思う。 良い文章とは、 伝えたいことがしっかり伝わる文章 だ。 あまりにシンプルかつ当たり前のことを言っているのは重々承知しているが、もう少し付き合って欲しい。 とりあえず今の時点で私が何を言いたいのかを理解している人、もしくは納得できている人はほとんど

          良い文章を書くために一番大切なこと

          憧れる生き方の話

          前回のnoteで起業するとかには興味が無いって言ったけど、起業チックで魅力的な生き方を見つけた。 上のツイートの人はクリームソーダがとにかく好きすぎていろんなクリームソーダを自分で企画、販売してお金を稼いでいる。 この生き方の魅力的なところは ・自分で生み出した価値でお金を稼いでいる ・自分の好きなことをやってお金を稼いでいる というところ。社会で働いて給料をもらっていれば絶対に何かしらの価値を生み出しているとは思うんだけど、この生き方だとそれを感じやすいっていうとこ

          憧れる生き方の話

          自粛期間は間違いなくかけがえのない時間だった

          新型コロナウイルスによる自粛期間が始まってから3ヶ月が過ぎようとしている。飲み会ができなくなり、会社に行くことができなくなり、予定していたライブや旅行に行くことができなくなった。テレビでは飲食店その他もろもろの経営者、労働者がきついと訴えているし、実際もし今自分が大学一年生だったらたまったもんじゃないんだろうなぁと思う。 こんな風に、コロナの影響は悪いものばかりのように思える。テレビの報道はそういう方向のものが多いし、実際ほとんどの人がそうなんだと思う。 私の生活を紹介する

          自粛期間は間違いなくかけがえのない時間だった

          Twitterを辞めた

          大学で出会ったある同級生の生き方が、俺の人生を少し変えた。 そいつの名前をAとしよう。 Aは現代の大学生には珍しく、自分の生き方を貫いている奴だった。  大学生にありがちな、明け方に寝て昼過ぎに起きるような生活はせず、10時には寝て6時に起きる生活を毎日繰り返していた。 そこまで行きたくない飲み会に無理に行ったりはせず、その金はもっと有意義なことに使っていた。でも付き合いが悪いとか全然そういう事はなく、自分が行きたい集まりには積極的に参加していた。 そして、AはTwi

          Twitterを辞めた

          僕らはいつエモいのか

          正直、あまりエモいという言葉が好きじゃない。もちろん時と場合によるとは思うんだけど、心の底がジーンとする感覚や、全身の鳥肌が立つような感覚をエモいという言葉では表現したくない。 そもそも、僕らはいつエモいという感情を覚えるのだろうか。 第一の状況は、単純に懐かしがっている時。 高校の部活や文化祭、大学のサークルで過ごした時を思い出して、その当時の自分に思いを馳せる。時には今の自分と重ね合わせて、あの頃はよかったなぁなんて思ったりする。 つまり、今の自分を構成する一部分であ

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          本屋で社会を覗く

          緊急事態宣言が解除されて近くの本屋が開いたので久しぶりに足を運んでみた。 なにか面白い本は無いかな〜なんて思いながら1時間近くブラブラしてみる。ちょっと面白そうな表紙を見つけては手に取って、パラパラとめくって、あんま面白くないな〜なんて思いながら棚に戻す。 そうやって本屋をブラブラしながら、ふと思ったことがあった。 これだけ様々な種類の本が置いてあるにも関わらず、テーマが似通っている本があまりにも多い。 これはビジネス、セールス、自己啓発あたりで特に顕著で、 伝え方 行

          本屋で社会を覗く

          鉄緑会に通っていた

          中、高と鉄緑会に通っていた。 東大受験専門塾を謳っており、実際通っている人はかなりレベルが高く、半分くらい(かもうちょい)は東大か医学部に行くという塾。 ここに中一から行ってた。 なんか中一からここに通ってたっていうとすごい大変そうに聞こえると思うんだけど、実際はその逆。たぶん東大を目指す上で一番楽なルートだったと思う。 鉄緑会のメリットはいくつかの点に分けられると思っていて、 1...講師がほぼ東大生か東大出身だから東大受験に詳しい 2...先生がみんな頭良いから質問し

          鉄緑会に通っていた

          TOEFLを受けてきた

          TOEFLを受けてきた。別に留学に必要とかじゃなくて、院試に必要だからという理由で。 実は大学2年の途中に一回受けていて、その時は72点だった。別にこのスコアを提出しても良いんだけど、まあちょっと低いよねっていうのがあってうけることに。 ただ、100点超えを目指して半年間みっちり計画を立てて..とかはやってない。春休みになんか急にモチベが上がって2週間くらい勉強したのと、テスト前に2週間勉強したくらい。計1ヶ月に達するかどうか。 でもその割には緊張した。受験前と比べたら

          TOEFLを受けてきた

          ジェンダー論

          東大の前期教養課程にはジェンダー論という有名な講義があるんだけど、ふと思い出したのでそれについて話そうかと思う。 いやー点数こなかった..(60点並感) もう三年前のことだけどテスト問題みた瞬間になにこれってなった。やっぱ受けてる人がみんなガチだから... という愚痴はさておき、可しかとれなかった自分でもそれなりに得るところはあったなと思えるのがこの講義。 といっても今思い出そうとして浮かんでくるのは、 ・理科一類を東京男子短期大学と言い放つ瀬地山先生 ・共働きをするこ

          ジェンダー論