本屋で社会を覗く

緊急事態宣言が解除されて近くの本屋が開いたので久しぶりに足を運んでみた。

なにか面白い本は無いかな〜なんて思いながら1時間近くブラブラしてみる。ちょっと面白そうな表紙を見つけては手に取って、パラパラとめくって、あんま面白くないな〜なんて思いながら棚に戻す。

そうやって本屋をブラブラしながら、ふと思ったことがあった。
これだけ様々な種類の本が置いてあるにも関わらず、テーマが似通っている本があまりにも多い。

これはビジネス、セールス、自己啓発あたりで特に顕著で、
伝え方
行動力
集中力
8割くらいの本のテーマがこれなのだ。

正直、ここら辺の本の表紙を見ても全く興味をそそられなかった。たぶんまだ仕事をしてないからなんだろう。

でも逆に考えてみた。同じようなテーマの本が大量に執筆され、書店に並んでいるということは、世の中の社会人はそれだけ同じことで悩んでいるということなんじゃないだろうか。

ということは、自分が就職したときにもしここら辺のスキルが身についてれば、普通の人より8割悩みが減るということになる。
伝え方についての本は上に挙げた中でも特に多いけど、たぶん社会で働く上で伝え方で苦労することが最も多いんじゃないだろうか、なんて予想してみる。

そう考えると、全く興味のわかなかったビジネス本たちが少しだけ輝いて見えた。

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