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ボストン旅行記 ~「ハートキャッチバルセロナ」編~

ボストンといえばシーフード!なのですが、YouTubeで見た現地のグルメ動画をきっかけに、「名物にこだわらず、地元民で賑わうお店にも行きたい!」と俄然ワクワクし始めました。ニューヨークにも「~タウン」が点在していますが、これは移民が多く様々なルーツを持つ人が暮らすアメリカの特色なのかもしれません。

初日の夜に行ったのは、バルセロナの名が付くスペイン料理店。地元でも人気店らしく、事前に予約を取ってから行きました。

ライティングが素敵な店内は、テーブルが殆ど埋まり、活気に溢れていました。予約しててよかったと、心の中でガッツポーズすると共に、料理にも期待が高まります。スペイン料理にはワインでしょう!いやいや、最初はビールが飲みたいかな・・・ここは地ビールじゃ!と、店員さんを呼んだところ、

年齢確認をされ、IDを持ってなかった私たちは、アルコール注文ができない事態に・・・・ええええ!!

正確には、パスポートのコピーは持っていたのですが、原本じゃないとダメ、と固くなに断られました。後から地元の人に聞いたところ、ボストンには大学が多いこともあり、年齢確認が厳しめの模様。

呆然とする私たち。見かねた店のマネージャー(NOと言った張本人でもある)が、「ウチは料理も美味しいよ」と慰めのように声をかけてくれましたが・・・スペイン料理でワイン飲めないのは悲しすぎる。

泣く泣く、食事をせず帰ることに。ただ、ホテルにパスポート原本を保管していたので、次の日にもう一度予約できないか聞いてみたところ、快く対応してくれました。

翌日の夜。満を持してパスポート原本をカバンに入れ、再びお店へ。

やや気恥ずかしさを感じながら、同じスタッフさんに挨拶。ドヤ顔でパスポート原本を見せて、今日こそ念願の地ビールで、カンパイ!

タパスから魚介の出汁が沁みたパエリアまで、ずーーっと美味しかったです!おいしいスペイン料理にはやっぱりワイン、さいこうすぎる!!

デザートのお腹を残せず、大満腹になった我々に、最後に粋な計らいが。「また足を運んでくれたから」と、合計金額から2-3品分、割引いてくれたのです…!

再訪になったのは自分たちのせいなのに・・・なんてこった・・・!胃も心もガッチリ掴まれたまま、大大満足で店を後にしました。ああ、近くに住む人がうらやましい。メニューの隅から隅まで食べ尽くして、バルセロナに浸りたい。もう力強くお薦めしますので、お近くに行った際には是非。私もまた行きます。

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