ぺんちゃんのココロの中

心は18歳、体は5●歳の何のとりえもない主婦。娘20代。発達障害(ASD)、双極性障害…

ぺんちゃんのココロの中

心は18歳、体は5●歳の何のとりえもない主婦。娘20代。発達障害(ASD)、双極性障害Ⅰ型で自宅療養中に糖尿病発症。 旦那は若年性アルツハイマー型認知症で入院中。いろいろある日々をつづります。

最近の記事

はじめの一歩

若年性認知症の旦那の成年後見人である弁護士先生と司法書士先生と娘とわたしとでの面談を行った。財産管理を裁判所から命じられた弁護士先生への通帳、ハンコ、証書関係の引き渡し。とりあえず時間が限られているのでわたしの言い分や疑問点などを書いた文書を渡し、自分の意向を伝えることにした。 弁護士先生とは初対面。電話での印象では年配の方で悪い人ではないのだけれど少しつっけんどんな感じがしていた。実際に会ったら挨拶の時わたしの目を見てくれないのが気になったが、今のデジタルの時代に書類にた

    • 違和感の正体

      若年性認知症の旦那の成年後見人にわたしと裁判所が命じた弁護士が就任した。弁護士は財産管理担当。わたしは身上保護担当。弁護士は身上保護もかねている。 いよいよ司法書士と弁護士とわたしと双極性障害で発達障害の娘とで面談する日程が決まった。その時に財産管理を命じられた弁護士に旦那関係の通帳やらハンコやらを渡す。なにか違和感がある。この嫌な感じの正体はいったいなんだろう? そもそも振り返ればわたしが将来の生活に困ることのないよう、土地持ちの長男である旦那に目をつけカネ目当てで二ヶ

      • 新しい出逢いに感謝

        今日は双極性障害で発達障害の娘の精神科の受診日。前主治医に対する妄想から急遽主治医を変える選択をして今日初めての診察。待ち時間は確かに長かったが、呼び出すときの先生の声の感じで大丈夫だと確信した。 はっきりとやさしそうな声。前に入っていった患者さんに丁寧な対応をしている様子が診察室から漏れてくる。きっと大丈夫。いつもはそわそわと落ち着かない娘が不思議と安心して待っていられた。 ようやく呼ばれ、ノックでいつもどおり「失礼します。よろしくお願いします」と頭を下げた。頭のあげた

        • ひとつの結論

          若年性認知症の旦那の相続に伴い、成年後見人に申し立てをした結果が届いた。財産が多いこと、旦那の遺産分割協議が迫っていることなどから、わたしだけが成年後見人に選ばれるのではなく裁判所の職権で専門職の弁護士が任意で成年後見人となった。 法律的なことはよくわからないけれど、権限分掌という制度があるらしい。専門分野に詳しい弁護士や司法書士などが、必要に応じて任命される。私も一応成年後見人にはなることができたのだが、財産を管理するのは専門家という役割分担になった。 これはわたしにと

          発達障害の娘の生きづらさ

          先日精神科の主治医と娘がうまくいかなくなり、妄想が加速してしまう事態が起きた。それに伴いわたしが娘の代わりに診察室に入り、主治医を変えるしかないのではという話をした。 娘は診察室はおろか声が聞こえる待合にいるのさえ怖がり、幸いベテランの優しい看護師さんがずっとそばに連れ添ってくれてかろうじて待つことができた。 妄想が主治医に向かっているという症状を話した当初は、「一度しみついた考えは訂正するのが難しいから主治医を変えることもあり」との話だったが、ふたをあけてみると、「また

          発達障害の娘の生きづらさ

          ノーマスクのひと

          双極性障害で発達障害の娘と病院へ行く以外、ほとんど家で引きこもり生活をして久しい。それ以外外に出るといったらゴミを捨てに行くときとポストに手紙をチェックするときのみ。 ゴミを捨てに行くときでももちろんマスクを着用している。娘は強迫性障害も患っているので、たまの外出のときもマスクを着用していない道行く人を見つけるとわざわざ遠回りしてまでも避ける。 私もそれに感化されてしまっているのかマスクをしない人を見るとまるでコロナ菌を見るような目でみてしまう。この時代誰が陽性を持ってい

          不穏な日々

          とりあえず心配していた案件がひと段落ついた。若年性認知症の旦那の成年後見人になるために、司法書士の先生と一緒に裁判所に出向いた。面接の前に簡単な〇×テストがあった。こんなの聞いてないよ。あせった。 問題をクリアして娘と司法書士の先生と参与の方と一緒に部屋に入る。目の前には刑務所の面会室の前の透明の仕切りみたいなのがコロナ対策なのかおいてあり、いくつかの質問をされ、緊張した。 わたしが返答に不備がありそうだと、司法書士の先生が自然と助け船を出してくれる。やはり金を払って司法

          わたしはわたしの逃げ場を探し、作らなければならない。マジで娘の病気は深刻だ。

          わたしはわたしの逃げ場を探し、作らなければならない。マジで娘の病気は深刻だ。

          疲れた。ネット上の唯一の逃げ場まで娘が侵食してくる。主治医に対する被害妄想がひどく、昨日は私に暴力を振るってきた。正直持て余している。娘のこころが病的な妄想でいっぱいなのはわかったが、わたしは医者じゃないから治してあげる事ができない。やらなければならないことも迫ってる。疲れた。

          疲れた。ネット上の唯一の逃げ場まで娘が侵食してくる。主治医に対する被害妄想がひどく、昨日は私に暴力を振るってきた。正直持て余している。娘のこころが病的な妄想でいっぱいなのはわかったが、わたしは医者じゃないから治してあげる事ができない。やらなければならないことも迫ってる。疲れた。

          揺れるこころ

          季節は秋を通り越して冬に向かおうとしている。ここにきて双極性障害で発達障害の娘の体調はかなり安定してきた。若年性アルツハイマー型認知症の旦那をほぼ強制的に医療保護入院させてから約一年半。ようやく二人だけのストレスのない安心できる生活に慣れてきたのかもしれない。 旦那の母親が亡くなって相続が生じ、わたしが成年後見人となって旦那の代わりに財産を管理する立場になるための裁判所への面談の日付が決まった。司法書士の先生にほぼ丸投げして作った書類が受理され、いよいよわたし自身が成年後見

          あっという間に秋

          ああ、早く9月になれば、、というオフコースの歌のように9月を待ちわびていたのに、いつの間にか9月になって気づけば半ばだ。双極性障害で発達障害の娘の調子が振り子のようによくなったり悪くなったりを繰り返している。 一時は入院まで検討された。娘はストレスによって病状が悪化する。認知症の旦那の相続に伴う、成年後見人の申し立ての件。糖尿病による食事制限のストレスなど。幸い長年精神的DVを受けていた旦那は若年性アルツハイマー型認知症によりもうずっと精神病院に入院しているのでその点だけは

          とりあえず入院は回避できた。わたしがいろんなストレスを受けてたせいで娘に対する気持ちがおろそかになってた。もっと他人を頼って自分のキャパシティを広げなきゃ。

          とりあえず入院は回避できた。わたしがいろんなストレスを受けてたせいで娘に対する気持ちがおろそかになってた。もっと他人を頼って自分のキャパシティを広げなきゃ。

          入院するのも不安(病棟でコロナいっぱい) 在宅介護も不安(超絶不安定) どうしたものかな娘 いろいろ疲れたな でもやるべきことはやらないとだな わたしは大丈夫だけど 娘の精神がいつまで持つか 主治医の先生とても心配してた でも入院はどうしてもいやなんだよな 悩む、、、

          入院するのも不安(病棟でコロナいっぱい) 在宅介護も不安(超絶不安定) どうしたものかな娘 いろいろ疲れたな でもやるべきことはやらないとだな わたしは大丈夫だけど 娘の精神がいつまで持つか 主治医の先生とても心配してた でも入院はどうしてもいやなんだよな 悩む、、、

          ストレス

          息がつまりそうになる。若年性アルツハイマー型認知症の旦那のお母さんが亡くなったことにより相続が生じ、もはや判断能力がない入院中の旦那に代わり私が成年後見人となって遺産分割協議書にサインする役割を担わなければならなくなった。 成年後見人の申し立てに伴う書類を病院から取り寄せていた。診断書を見ると現在の旦那の様子が詳細に書いてある。電話で聴いたときは病状がかなり進行していたことを受け止められていたが、いざ文字でソレを見るとショックが大きい。 そこには医師のことばで「DVにより

          手続き開始、、、

          旦那のお母さんが亡くなった。若年性認知症で1年以上前から入院している旦那は、もう法的判断能力がない。お母さんが亡くなったことも告げずにおいた。 それに伴う遺産分割協議のため私が成年後見人として申し立てることになった。司法書士事務所へと出向き、いろいろと打ち合わせ。自分が書かなければならない書類が細かくある。 旦那の財産目録。私達親子の生活費の内訳。最近は家計簿もまともに書いたことのない私にとってかなりの精神的負担だ。正直逃げ出したい。でもいつかはやらなければならなかった、

          いよいよ

          この日が来てしまった。若年性アルツハイマー型認知症の旦那が入院して一年以上。いつかは成年後見人を立てないといけないと思っていた。しかしずっと先延ばしにしていた。旦那のお母さんがあぶないらしい。 旦那に代わり本家を継いでいる義理の弟から電話があった。遺産分割協議書の関係で成年後見人を立ててくれとのこと。私と娘は旦那を病院に入院させてから一度も見舞にいっていない。 ただ入院費を毎月振り込んでいるだけ。戸籍上一緒ならば娘にとっても私にとっても何かと好都合なのだ。ただそれだけの文