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手続き開始、、、

旦那のお母さんが亡くなった。若年性認知症で1年以上前から入院している旦那は、もう法的判断能力がない。お母さんが亡くなったことも告げずにおいた。

それに伴う遺産分割協議のため私が成年後見人として申し立てることになった。司法書士事務所へと出向き、いろいろと打ち合わせ。自分が書かなければならない書類が細かくある。

旦那の財産目録。私達親子の生活費の内訳。最近は家計簿もまともに書いたことのない私にとってかなりの精神的負担だ。正直逃げ出したい。でもいつかはやらなければならなかった、成年後見人の問題。

幸い薬の調整もあってか双極性障害で発達障害の娘の躁状態も落ち着いてきた。このタイミングでやるのはある意味よかったのかもしれない。

旦那によって口座を差し止められていた私は差し止められていない口座に旦那の保険を請求し入金を確認し、生活のために自分の口座に移した。

まさかその直後に成年後見人の申し立てをしなければならなくなるともしらずに。

やっぱり旦那の口座から保険で得たお金を生活費とはいえ私の口座に移した行為は裁判官の心象を害するようだ。はあ。なんてこった。じゃあ私はどうやって生活したらいいんですか?と言いたいところだけど。

司法書士の事務所の行政書士さんは旦那の父親が亡くなった時相続の関係でお世話になった人。娘も心を許している貴重な存在。そんな行政書士さんの顔を曇らせ悩ませるようなずる賢いことを私はしてしまったんだと思うと罪の意識にさいなまれる。

でもその行政書士さんはウチの事情をよくわかってくれて、これは罪ではないから大丈夫です。ただこの件は少し預からせてください。と言われてしまった。

まずハードルは申し立てに伴う書類を書くことと資料集めから。言われたことを粛々とやるしかない。不安だけれど、最悪成年後見人に選ばれなかったとしても命を取られるわけではないし、犯罪者になるわけでもない。

娘と二人平和に暮らしていければそれだけでいいのだから。

成年後見人に晴れて任命されたとしても今まで通り旦那の財産を自由にできるわけではない。保険の請求だって生活費にあてることありきで頑張って請求したのにな。なんだかな。マジで成年後見人としての報酬をもらわなければあわない気がしてきた。

旦那が嫌い。入院先へも一度も行ってない。これからも会うつもりはない。司法書士の先生が旦那に面会に行くみたい。きっと何も覚えてないのだろう。

これからどうなるのかわからないけど、旦那の兄弟にだけは遺産分割で迷惑をかけるわけにはいかないのだ。旦那の代わりにハンコを押すということはかなり責任が伴うことらしい。

司法書士の先生に申し立ての費用15万プラス消費税を支払い、家庭裁判所への対応や、手続きの援助、面接の際の同行などをお願いする。

結局なるようにしかならないし、なるようになるのだ。

#日記 #日常 #親子 #ストレス  



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