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ノーマスクのひと

双極性障害で発達障害の娘と病院へ行く以外、ほとんど家で引きこもり生活をして久しい。それ以外外に出るといったらゴミを捨てに行くときとポストに手紙をチェックするときのみ。

ゴミを捨てに行くときでももちろんマスクを着用している。娘は強迫性障害も患っているので、たまの外出のときもマスクを着用していない道行く人を見つけるとわざわざ遠回りしてまでも避ける。

私もそれに感化されてしまっているのかマスクをしない人を見るとまるでコロナ菌を見るような目でみてしまう。この時代誰が陽性を持っているのかなんてわからない。

こんなに注意しているのに、先日ポストに手紙を取りに行くタイミングで運悪くとなりの奥さんと出くわしてしまった。狭い階段を下におり、奥さんは上に上がってくるタイミングで避けることができなかった。

奥さんはノーマスク。話しかけないでほしかったのに、「こんにちは」と言われてしまった。これがコロナがはやる前だったらこちらからニコニコして挨拶していた。それなのに常にコロナの影におびえ、マスクをしていない人に怒りさえ覚える。

娘に話した。「もしコロナになったらゴメンね」と。私も私だ。ただでさえ精神状態が不安定な娘に、自分の中の一抹の不安を話さずにはいられない。本当は人がマスクしてるかしてないかなんてことに神経をとがらせる生活なんてしたくない。

もううんざり。コロナにも。ここ最近の急激な物価の上昇や光熱費の爆上がりにも。なんでこんなに生きづらい世の中になってしまったんだろう。もう生きてるだけでえらいって褒めてほしいレベルなのだ。

#日記 #日常 #ストレス #引きこもり  

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