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エッセイ的な...

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日常のちょっとした気づきを綴れば、少し明日の見る風景が変わるかもしれない。誰かの背中をそっと押せればうれしい。
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2018年4月の記事一覧

人がどう思うか、からの脱却

人がどう思うか、からの脱却

ここ最近の変化。
人がどう思うか、を手放せたこと。

わたしは、人の目を気にするタイプだ。しかも、かなり過敏な方だと思う。
それは、なんとなくわかっていたものの、ようやく抜け出せたと思えた今、いかに、あらゆる場面で気にしていたのかと、おそろしくなる。

人がどう思うかを気にしてしまうというのは、判断基準を他人に委ねているということになるだろう。そうすると、当然ながら、あらゆる行動も制限されることに

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依存と自立

依存と自立

自分で埋めることができない「思い」や「事」があるから、依り掛かる。
依存とは、外側に自分の存在意義を見出すことなのかもしれない。

「依存」と、「自分にとって必要なもの」との境界線は曖昧で、ちょっとしたことで、単に必要だったものが、依存しているものになっていたりする。

恋人やスマホはわかりやすい例だが、お金や仕事などもそうなのかもしれない。

その境界線は、
「自分が自分であるために必要なもの」

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自分の生き様がメッセージ

自分の生き様がメッセージ

言葉でどれだけ綺麗に言ったとしても、それは心の奥まで響くことは少ない。

何を言うか、より、誰が言うか。

その意味をようやく理解する。

完璧じゃないといけないと思っている人は、
知らぬうちに一緒にいる人に、
「完璧じゃないといけない」というメッセージを発している。

堂々と自分を大切に生きている人は、言葉にしなくても、
「自分を大切に生きていいんだよ」というメッセージを発している。

メッセー

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踏み込んだことのない領域

踏み込んだことのない領域

「自分を生きる」ということを決めてから、自分の好きなこと、やりたいことを追求していくのは、楽しかった。日々、少しずつ成長も感じるし、不安は少なくなり安心が増えていった。

とはいえ、今、踏み込んだことのない領域に差し掛かっていて、勇気がまた試される。

それは、「自分で完結していく世界」から、「人を巻き込んでいく世界」へと一歩、踏み出そうとしていることによる。

わたしにとって、創作活動をしている

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揺らぐ心が教えてくれること

揺らぐ心が教えてくれること

揺らがない心でいられたら、どれだけ楽になれるだろうか。そんな風に思ったことは、数知れず。

ストレスが多すぎたり、恋人に翻弄されたりすると、気持ちの揺れ動きが激しくて、もういっそのこと、感情が「無」になれば…と思ったこともある。実際に、無意識に感情がなくなったり、意識的に感情を消したりもした。

それは、強さではなかった。
しかし、弱さでもないはずだ。
自分の心を一時的に避難させるために使った方法

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崖の先へダイブ

崖の先へダイブ

毎日1つ以上、自分が怖れていることに飛び込んでみる、ということを実践している。

自分が壁だと思っていることは、本当は自分で築き上げた固定概念で、そう思いたいから思っているのだ。

自分を守るために。
うまくいかなかった時に傷つかないように。
反対されたときに悲しまないために。

自分が壁だと思っていることに、一歩踏み出す時、わたしは非常に怖い。不安。逃げ出したくなる。

この前、車の運転をしてみ

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人間とは多面的で重層的であるが

人間とは多面的で重層的であるが

ふと浮かんだ言葉。

人間とは、多面的で、重層的である。

一対一で話をしていると、その人の違った側面が見える。そして、ある時は、ある層を隠しながら生きているということを知る。

それとは別に、機械には持ち得ぬ、人間の特筆すべき点というのは、「わからない」ということ。そして、そのわからなさは、矛盾を内包しているというところにあると思っている。

それが、今回の
「多面的で、重層的」
という言葉にも

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静寂に埋もれる

静寂に埋もれる

仕事の中で、イレギュラーなことが頻発していたので、少し心配された。

大丈夫だよ、と答えながら思ったのは、なぜ大丈夫でいられているのかということ。

大丈夫でいられるのは、心に戻る時間があるからだ。

家に帰ると、キャンドルライトや間接照明だけにして、部屋を薄暗くする。

時間は限られているが、好きなことをする時間を取る。
今は執筆や、ゲーム実況を見ること。

あとは、ノートに自分の心の声を書き連

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