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依存と自立

自分で埋めることができない「思い」や「事」があるから、依り掛かる。
依存とは、外側に自分の存在意義を見出すことなのかもしれない。

「依存」と、「自分にとって必要なもの」との境界線は曖昧で、ちょっとしたことで、単に必要だったものが、依存しているものになっていたりする。

恋人やスマホはわかりやすい例だが、お金や仕事などもそうなのかもしれない。

その境界線は、
「自分が自分であるために必要なもの」であるか、
「自分に不足感があるために補うもの」であるか、の違いだと思う。

わたしにとって、コーヒーや音楽は依存度が高く、なくてはならないものだが、「自分が自分であるために必要なもの」だと言い切れる。それがあるからこそ、自立できている、とも思える。

自立とは、経済的な面や関係性においてなど、物理的な側面もあるが、精神的な観点から考えると、「自分が足りないもの」を認知できているということに尽きると思う。

そして、その不足感を他者や外側に依り掛かって補おうとせず、自分で満たす力や自分で補う術を得ているということだろう。

人は完璧じゃない。
だからこそ、つながりあえる。
そのつながりが依存ではなく、自立した中で繋がり合える関係性をわたしは選びたい。

#エッセイ #自立 #依存

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