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静寂に埋もれる

仕事の中で、イレギュラーなことが頻発していたので、少し心配された。

大丈夫だよ、と答えながら思ったのは、なぜ大丈夫でいられているのかということ。

大丈夫でいられるのは、心に戻る時間があるからだ。


家に帰ると、キャンドルライトや間接照明だけにして、部屋を薄暗くする。

時間は限られているが、好きなことをする時間を取る。
今は執筆や、ゲーム実況を見ること。

あとは、ノートに自分の心の声を書き連ねる。不安を書くときもあるし、イラストのときもあるし、未来のイメージをして書くこともある。


静寂に埋もれる。

「動」の時間が多いと、「静寂」が欲しくなる。

人の声や、関わり合いが多いと、バランスを取りたくなるのか、静かで動きの少ない時間を要するようだ。

都会は人が多いけど、人間関係は希薄になる。地方は人が少ないけど、人間関係は濃い。そういうのに似ている。


わたしは大丈夫だ。

そうやってバランスを取りながら生きていさえすれば。心の声を聞こうとする限り大丈夫だ。
あと、最悪、それも忘れてできなくなったとしても、音楽さえあれば、ちゃんと思い出せる。

思い出せるスイッチを持っているわたしは幸運だ。


同僚には、

「部屋を暗くしてるよ。キャンドルの灯りだけにして。落ち着くねん」

そう言ったら、余計心配された。笑

#エッセイ #大丈夫


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