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人がどう思うか、からの脱却

ここ最近の変化。
人がどう思うか、を手放せたこと。

わたしは、人の目を気にするタイプだ。しかも、かなり過敏な方だと思う。
それは、なんとなくわかっていたものの、ようやく抜け出せたと思えた今、いかに、あらゆる場面で気にしていたのかと、おそろしくなる。

人がどう思うかを気にしてしまうというのは、判断基準を他人に委ねているということになるだろう。そうすると、当然ながら、あらゆる行動も制限されることになる。

「あの人はこう思うから、こうしとかないと」と無意識のうちに思考し、本来の自分の思いを無視した行動を起こしていく。

「こうしとかないと」で取った行動は、不安からの行動なので、相手に対しても自信のなさや不安感を抱かせるものとなる。

常に相手のことを考えているはずなのに、なぜか相手からの評価が低かったり、そもそもうまくいかなかったりすることが多かったのも、今思えば納得できる。


脱却のスタートは、

「どう思われても構わない」
「何があっても大丈夫」

…と半信半疑でも、自分に言い聞かすこと。
おそれが生まれたら、何度ともなく、言い聞かせていた。

朝の出勤中に、仕事に入り始める時に、新たな挑戦をする時に。何度ともなく。

それは、いつしか当たり前の習慣になっていった。

大丈夫、大丈夫、絶対大丈夫。

大丈夫じゃなくても、大丈夫なんだ。


すると、今日気がつくと、何の負担もなく、自分が最大限に思いを尽くした行動を自然と行えていた。うまくいかないことが起こっても、その揺らぎを感じて、俯瞰しながら、

「じゃあ、今どうする?」と自問する。

その時の最適な解を自分の判断基準で導いていく。

そうすると、なぜか、現実は以前と変わらず、うまくいかないことも起こるのだが、自分を見る周りの目が変わった。安心感を持って見てもらっていると実感できるまでになった。


きっとこれからも、人がどう思うか、恐怖が生まれてくる時があると思う。

恐怖によって、制限されることなどない。
自分の思いを濁らさなくていい。

恐怖は恐怖でしかないのだから。

何があっても大丈夫なんだ。

これからも、何度も言い聞かせて、自分の心とともに生きていく。


#エッセイ #考え事


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