理学療法士として働きだして15年がたちました。 若手の参考になるように、年収を公開します。 転職は一度もしていません。 では、気になる年収の発表です! 年収700万円‼ 内訳は 病院勤務600万 養成校非常勤講師100万 となります。 多いのか少ないのか分かりませんが… 因みに今退職すると、退職金は350万円になるようです。
椅子から立ち上がる、ベッドから立ち上がる。 ほとんどの方が意識せず普段行ってると思います。 しかし、高齢者や病気を患った人たちは上手く立ち上がることができない場合があります。 まず、立ち上がるにはしっかりと座れなければなりません。座っている時点でフラフラしていたら、当然立ち上がり動作にも影響を及ぼします。 しっかりと座ってられることを前提として、楽に立ち上がるには ①浅く座る ②足を引く ③お辞儀をしながら立つ この3つがポイントになります。 逆に、深く座り、
今日は腹式呼吸と胸式呼吸について書いていきます。 簡単に説明すると、 腹式呼吸:横隔膜の活動が大きく、お腹の動きが著明。 胸式呼吸:肋間筋による胸部の動きが大きい呼吸。 たまに、「腹式呼吸は、お腹が動くから空気がお腹に入る呼吸だ」と勘違いしている方がいますが、空気が入るのは腹式呼吸も胸式呼吸も肺ですよ。 基本的に、腹式呼吸はリラックスしているとき、胸式呼吸は運動しているときと覚えて下さい。(個人差はあります) 自分がどっちの呼吸をしているかの判断は、お腹に手を当てて
肩甲骨の正しい位置を知っていますか? そもそも、肩甲骨ってなんでしょうか。 まずは下の写真を見て下さい。 赤丸で囲ってあるところが、右の肩甲骨です。 肩甲骨は肩関節の動きに重要な役割をしています。 ですので、肩甲骨の位置が正しくないと、肩関節の動きに大きく影響します。では、正しい位置はどこでしょうか? 正しい位置の写真を下に載せます。 上端が第2肋骨、下端が第7肋骨に位置 肩甲棘内縁は第3胸椎棘突起に位置 上角は第2胸椎棘突起、 下角は第7~8胸椎棘突起に位置 上
「運動を毎日しよう!」と意気込んでも続かない人がほとんどだと思います。 そこで提案するのが競馬場に行くこと! 「何言ってるんだ」と思う人もいるかもしれませんが、競馬場ってメチャクチャ広くてたくさん歩くんですよ。 私は、東京競馬場と中山競馬場しか行ったことはありませんが、子供からおじいちゃん、片麻痺の後遺症が残っている人なんかも歩きまくってます。 入場料200円を払えば、馬券を買わなくてもいいですし、ちょっとだけ楽しみたいという人は100円から買えます。 競馬場の中に
先週の土曜日から子供たちが夏休みに入りました。 医療職のみなさん、夏休みは何連休取りますか? 我がリハビリ科では、夏休みと有給をくっつけて最大10連休までOKにしています。 海外旅行に行ったり、実家に帰省したり、子供たちとたっぷり遊んだりしてもらいたいからです。 私が科長になった時に「10連休までOK」ルールを決めました。 医療職は有給もあまり取得しない傾向にありますが、休むことは悪いことではありません。 みなさん、しっかり夏休みを取って満喫しましょうね。 最後ま
患者さんから見た看護師さんはどんな印象でしょうか? ・やさしい ・いつもニコニコ ・テキパキと仕事している なんて思ってるのではないでしょうか? しかし、実際の現場では気の強い人が多い印象です。 決して気が強いのが悪いと言っているわけではありませんよ笑 それはなぜか? 気が強くないとやっていけないからだと思います。 女性の多い職場環境、パワハラ、セクハラなど医療現場では多いですからね。 特に手術室の看護師さんは気が強いと思います(個人的な意見です)。 1番優しいのは内
普段、「アキレス腱」なんで何気なく言っていると思いますが、そもそも「腱」ってなんなんでしょうか? 簡単には 筋肉と骨を結んでいるとっても強い結合組織です。 形は基本的に円形になります。 腱は牽引力(引っ張る力)に対し非常に強力で断面性1㎠につき、500kgの張力に耐えられるとされています。 腱の役割は ①筋肉の伸び縮みを骨に伝えてる ②伸びた刺激を脊髄に伝える の大きく2つに分けられます。 ちなみに英語ではtendon(テンドン)と言います。私は学生の時に「腱
私がリハビリ科の責任者になってから約3年になりました。 責任者になると患者業務に加え、書類業務や会議等がありますので忙しくなります。 忙しくしていると、部下が気を遣って報告・連絡・相談がしづらくなります。そうすると、防げたインシデント・アクシデントが増えたり、職場の雰囲気が悪くなったりします。 そのことに気付いたのが、管理者になって1年が過ぎた頃でした。 このままではマズイと思い、思い切って患者数をかなり減らし、事務業務も部下に分担しました。 すると、私自身に時間が
今日は、患者さんからみた病院の評価について自分の考えを書こうと思います。 私は「病院の評価は掛け算で決まる」と考えています。 患者さんが病院に来る、あるいは入院すると様々な職種のスタッフが関わります。 具体的には 受付スタッフ、看護師、医師、放射線技師、リハビリスタッフ、栄養科 などです。 掛け算にすると 受付スタッフ×看護師×医師×放射線技師×リハビリスタッフ×栄養科=点数 になります。 各職種の点数を100点満点とすると、どこか1つの点数が悪いと病院全体の評価が
こんにちは! 今日は個人情報保護について書いていきます。 なぜ個人情報保護の対策が必要なんでしょうか? 対策が全くされていなくても個人情報漏えい等の事故がなければ問題はありません。 しかし、情報漏えい事故の発生がした場合、対策があった場合となかった場合ではブランドイメージや信用の損失の差は歴然です。 完全無比な対策はありませんが、コストや運用面(医療過誤等)との兼ね合いで施設に合った対策が求められます。 また、リスクマネジメントとしても対策が必要です。 医療機関におけ
競馬で勝ったお金は何に使いますか? 独身時代の私は「よし、これで来週も馬券買えるぞ~‼」てな感じで、勝ったお金は結局競馬に全部使ってました笑 昔から物欲があんまりないし、女性のいる店は興味ないし、美味しいものは普段食べたいときに食べるといった生活をしていたので使い道がなかったんです。 今は結婚していて子供もいるので、勝ったお金で外食したりオモチャを買ったり、遊びに行ったりするのに使っています。 家族に喜ばれるのが1番嬉しいです。 家族ができてから、無謀な高配当狙いの
昨日、とてもふくよかな看護師さん2人から「痩せれば誰でも桐谷美怜みたいな細いカラダになれるの?」と聞かれました。 もしかして、痩せようとしているのか? いや、お菓子食べながら聞いてくるのでそんな訳ないか笑 なんて思いながらこう答えました。 「誰もがなれる訳ではない」と。 そう、誰もがなれるわけではありません。 それはなぜか? 骨格違うからです。簡単いうと骨の太さですね。 桐谷美玲さんはとても骨が細くなおかつ痩せているので華奢なカラダをしています。 しかし、骨太の人だ
今日は気管切開術後について書きます。 多職種が関わりますので、基本的なポイントを理解して、医療事故を防ぎましょう‼ リスクの把握 気管切開術後早期(およそ2週間程度)は気管切開チューブの逸脱・迷入により生命の危機に陥りやすいことをすべての医療従事者が認識する 気管切開術 待機的気管切開術は、急変対応可能な環境で、気管切開チューブ逸脱・迷入に関する患者ごとの危険性を考慮した方法で実施する。 気管切開チューブ逸脱に注意した患者移動・体位変換 気管切開術後早期の患者移動・体
こんにちは! 今日はお金の話です。 ネットを調べると「理学療法士は給料が安い」という情報が出回っています。しかし、それは本当でしょうか? 当院の話をすると、新卒の年収は約400万円です。その後、毎年昇給もありますし、ボーナスも出ます。 査定がありますので稼ぐ額は人によって違いますが、5年目で平均約460万、10年目で約520万ほどになります。 因みに当院では定年まで昇給し続けます。 「でも、その額って都内じゃないの?」とツッコみが入りそうですが、その通りです笑
医療従事者は様々な面で我慢し過ぎです。 医療職に就く方のほとんどが自己犠牲の精神を持っています。なんでもかんでも患者第一になり、自分のことは後回し。そんな人が多すぎます。 就業時間より1時間前にきての申し送りやカルテチェック、バイタルチェックは当たり前。もちろん前残業はつかない。そんな職場多くありませんか? サービス残業も当たり前のところが多いです。 患者からはセクハラや暴力もありますが、みんな我慢します。それが当たり前の風土は非常に危険です。患者だから何をやっても良