マガジンのカバー画像

短歌・詩

678
創作した短歌や詩を投稿しています。
運営しているクリエイター

#日記

エネルギーが尽きたそのさらに底にあるのが「詩を書くこと」

うまく歌えなくても、音楽を作れなくても、絵が描けなくても、お金をうまく生み出せなくても、小さな失敗が多くても、気分が悪くても、それでも「書くこと」は残されている。

書くことは誰にでもできること。いろいろな表現の中で、一番簡単なこと。誰にでもできるから、「できる」とすら思わない。

書くことで、誰かに何かを届けられるのか。分からないし、届けるつもりもほとんどない。ただ、自分の心を整理するために「書

もっとみる

詩みたいなもの

君のための僕 さよなら
これから僕は僕のために生きていく
君に使った時間と心は戻らない
一人の人生が前に向かってのびるよう

ほかに何もしてないくらい
一緒に過ごすか気にしてた
愛ではないと気付いた
心の穴埋め
寂しさの穴埋め
たいした寂しさじゃないのにね
名前もつかないありふれた寂しさ

悲しみより先に感じる
僕が僕として生きられること
思えばずいぶん前から
誰かのための僕だった

はじめて生ま

もっとみる
い

元宝物の粗大ごみの回収が、まだ来ない。印をつけて外に置けばいずれ回収されると聞いて早7ヶ月。収集車は事故にあいましたか。それとも人手不足ですか。それともこのごみ、まだ宝物に見えますか。

懐かしい場所に行っても、もう何も無いから。「きみ」と「社会」の二重のいざこざに巻き込まれて、あの土地は死んだ。だけど思い出はよごれるわけがないって、知ってる。誰にも触られないようにって、よごされないようにって、で

もっとみる

素直でいたい、嘘つきたくない

素直でいたい、というか

素直にしかいられない。

嘘つきたくない、というか

嘘つくことができない。

社交辞令とかできない。

愛想笑いもできない。

あんまりおもしろくなかったら、真顔のまま。多分。

だって、おもしろくないんだから。

おもしろくないのに笑ったら、嘘つきになっちゃうから。

だから、おもしろくない時は笑わない。

嫌だなぁと思ったら、その場を去る。

多分、すごくわがままな

もっとみる

幸せの条件

人間が幸せになるためには、

あまり高尚な知識をつめこまずに、あまり高学歴にならず、

刹那主義で、

結婚して子供産んで、

地元で暮らすことが大事なんじゃないかと思う。

私はそうはなりたくないけど。

結局幸せなんて、思い込み。

相対的。

だったら、比較対象がないほうが幸せな勘違いをできる。

幸せは、思い込み。

自分の愚かさに気づかなければ気づかないほど、体感としては幸せ。

詩みたいなもの #20

時間は命の一部。

誰かと生きることって

そんな気がない時でさえ

命がけ。

詩みたいなもの #15

君は純粋な人

何にも染まらない人

騒がしい中にいても微笑んでいる人

一次会で帰ってくるような人

詩みたいなもの #14

都合のいいときに

愛してくれればいいよ

君の生活の狭間で

ひっそりと幸せの手伝いができたら

私は十分幸せ

詩みたいなもの #13

もしも万全の体調だったら

頭の中が試験でいっぱいになる。緊張してしまう。

少しくらい風邪をひいてた方が、

鼻水に集中できて、試験なんて二の次になる。

本当に大切なものは、2番目くらいの心持で、

気楽に愛していたい。

無くした時が怖いから。

1番目には、

適当な生理現象を並べて置いておこう。

詩みたいなもの #12

慣れるまでが華。

プログラミングされた人間なら

人間じゃなくていいよ

詩みたいなもの #11

浮気をしたっていなくたって

本当はどっちだっていい。

「絶対大丈夫」って、思わせてくれる君が好き。

人をし似る心を与えてくれた君が好き。

本当のことは

どっちだっていい。

詩みたいなもの #9

裸で冷房、朝の包丁の音

つまみ食い、新しい傘を使うとき

金曜の定時退社、突然の晴れ

一駅歩く時間の余裕

帰宅途中のカレーのにおい

おかえり、2人で行く夜中のコンビニ

詩みたいなもの #8

私は本当にせっかちな人間だ。

弱火で料理することができないくらい

せっかちな人間だ。

読書は好き、映画は嫌い。

読書は自分のペースで読むことができるから好き。

映画は自分をあちらの都合に合わせなきゃいけないから嫌い。

私はマイペースな人間だ。