"感受性豊かで端正なアベック"「ヴィボルグ(ヴィープリ)の図書館(アルヴァ・アアルト,1935)」[建築探訪記]
フィンランドの巨匠アルヴァ・アアルトの若かりし頃の作品ロシア極西のレニングラード州内、あの有名なサンクトペテルブルグからさらに電車で1時間半西へ向かい、正にロシアの最西端に位置するヴィボルグという静かな町に、アルヴァ・アアルトによって設計された図書館があります。
この建築は1927年の設計競技の当選したは良いものの、建設予定地が定まらないなど2度の設計やり直しで、3度目の設計にして8年後1935年にようやく完成しました。設計開始は29歳(今の私の年齢とほぼ同じ,,,)で