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映画「ハンティング・ナンバー1」の三幕構成!!

映画「ハンティング・ナンバー1」の三幕構成です。


三幕構成(詳細)


※注1:「三幕構成」を詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ🎥 → シド・フィールドの「三幕構成」をバッチリ説明するぜ!!

※注2:以下の文中の「○分」という表記は、映画開始からの経過時間を意味しています。


▶第1幕

本話は、「荒野を逃げる男がふいに射殺される」という印象的なシーンから始まる【オープニング/0分】

ウォーレン(主人公/中年男性/重度のアルコール依存症者)はひょんなことから、縁もゆかりもない田舎町にやってきた。そこは砂漠のど真ん中、メキシコとの国境近くの何もない町である【インサイティング・インシデント/11分】

その後いろいろと不気味な出来事があって……そして夜。年1回の<狩猟祭り>が始まった【ファースト・ターニングポイント/28分】。ウォーレンは、自分が他4人と共にマンハンティングのターゲットになっていることを知る。


▶第2幕前半

5人は慌てて逃げ出した。だが、次々と殺されていく。

やがてウォーレンは、スティーヴ&シェリル夫婦の襲撃を受ける【ピンチ1/38分】。しかし見事に逆襲。スティーヴは重傷を負い、シェリルは死亡した。


▶第2幕後半

ウォーレンはスティーヴ&シェリル夫婦から奪い取った地図をチェック。メキシコへ逃げ込もうと計画を立て、国境目指して歩き出した【ミッドポイント/44分】

しばらくして、町で治療を受けていたスティーヴが意識を取り戻した。彼は「落ち着け」「止めておけ」と引き留める町の仲間を殺害し、ウォーレンの追跡を開始【ピンチ2/52分】。妻を殺されたことでおかしくなっているようだ。

一方、ハンターと戦いつつも国境を目指して歩き続けるウォーレン。彼は、メキシコからやってきた密入国者たちとばったり遭遇【セカンド・ターニングポイント/59分】。ウォーレンは「そっちには悪人がいる」と警告してやるが、密入国者たちは「世の中悪人ばかりさ」と言って、町へ向かっていった。


▶第3幕

その後、ウォーレンはハンターと戦ったり、アルコール依存症を克服したり、密入国者たちが利用したと思しき秘密のトンネルを発見したり、いろいろ奮闘。追跡してきたスティーヴとも戦い、返り討ちにした。

そして無事国境を越えてハッピーエンド……と思いきや、その直後、ふいにメキシカンギャングに銃撃された【エンディング/87分】。瀕死の重傷を負ったウォーレンが(なぜか)爆笑するシーンで物語は幕を閉じる【おしまい/90分】


三幕構成(概要)


・第1幕:主人公が物語の舞台となる町にやってくる。

・第2幕前半:マンハンティング開始。主人公はとにかく逃げまくる。

・第2幕後半:主人公は<メキシコに脱出する>という目標を立て、その目標に向かって突き進む。

・第3幕:次から次へと苦難が襲いかかる。主人公はどうにか突破するが……!



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(担当:三葉)

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