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ツンからデレへ、そしてノリツッコミへ!|新ツンデレ研究会

 新しいツンデレを考える……それが「新ツンデレ研究会」


 前々回前回に引き続き、「新たなるツンデレ」を考えるための視点をご紹介します。



【視点⑤】ツンからデレへ、そしてノリツッコミへ


 まずは、例をご覧いただきましょう。




 いずれの例でも、妹の発言が「ツン → デレ → ノリツッコミ」と変化していることにお気づきになったでしょうか。

 「ツンからのデレ」、あるいは逆に「デレからのツン」でもいいのですが、そこで終わらずにさらに「ノリツッコミ」を加えることで、これまでになかったツンデレになり得るのではないかと思うのです。


【視点⑥】ツンデレしてはいけないところでツンデレする


 ツンデレは私たちに快楽をもたらすものですが、その一方で使うシーンを誤るととんでもない事態を引き起こす危険性を孕んでいます。

 例えば、こんな具合に。



 典型的なツンデレキャラのセリフ「あんたのために○○したんじゃないんだからね!」は、言外に「本当はあなたのために○○したけれど、素直になれないからツンツンしちゃう……」という意味を含んでいます

 したがって、「あんたのためにパンチラしてんじゃないんだからね!」なんて言うととんでもない意味になってしまうのです。


 このように、敢えて「ツンデレしてはいけないところでツンデレさせる」ことで、類を見ないユニークなツンデレが生まれる可能性があるでしょう。


【視点⑦】文脈を無視する


まずは、こちらをご覧ください。



 文脈(ストーリー展開やキャラ同士の会話の内容)をすべて無視して、突然、王道的なツンデレを口にする妹……ある意味では、「究極のツンデレ」と言えるでしょう。


 いわゆる「出オチ」であり、作中で何度も使えるネタではありませんが、ここぞという時にぶち込むとなかなかインパクトがあるのではないかと思います

 あるいは、「会うたびに文脈を無視してツンデレしてくるキャラ」なんてのも面白いかもしれません。



 以上、前々回前回、そして今回と、新たなるツンデレを生み出すための7つの「視点」をご紹介しました。


 「新ツンデレ研究会」では、今後もクリエイターのみなさんが新たなるツンデレを創造・制作するヒントをご提供してまいります。


次回に続く★

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 最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの今後の創作・制作のお役に立てば幸いです。

(担当:三葉)

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