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ツッ、ツンデレの深淵なんて覗きたくなんだからね!!|新ツンデレ研究会

 新しいツンデレを考える……それが「新ツンデレ研究会」


「新ツンデレ研究会」とは?


 令和時代……最早「ツンデレ」は、私たちの生活に完全に溶け込んだといえるでしょう。

 いまや、マンガやアニメなどのポップカルチャーに詳しい人はもちろん、そうではない人も使いこなす日常語です。


 例えば「ツンデレなセリフと言えば?」と訊かれれば、「あんたなんか好きじゃないんだからね!」、「あんたのために○○したんじゃないんだからね!」、「勘違いしないでよね!」など、いくつかも思い浮かぶはずです。

 「ツンデレキャラ」「ツンデレなシチュエーション」についても同様で、「ああ、○○な感じだよね」、「ハイハイ。例えば□□だね」など、難なくイメージできるでしょう。


 ……だがしかし!

 いま一度考えてみたいのです。


 私たちは、ツンデレを完全に理解したと言えるのでしょうか?


 もしかすると、と思うのです。

 われら人類は、いまだツンデレの一角しか知らないのではないでしょうか?


 私たちは、果たして「ツンデレの深淵」をのぞいたのでしょうか?


 「新ツンデレ研究会」は、クリエイターのみなさんが新しいツンデレ(セリフ、キャラ、シチュエーションなど)を創造・制作するヒントを提供したいと考えています。


 ラブ・ツンデレ!!


「新たなるツンデレ」を考えるためのヒント


 何かを新しく始めるには、呼び水が必要です。


 呼び水。

 別名「刺激」、「起爆剤」、「議論の叩き台」、もしくは「前戯」。


 今回は「新たなるツンデレ」を考え始めるにあたって、「このような方向性があり得るのではないか?」という7つの視点をご用意しました。



 以下、1つずつご説明します。

 クリエイターのみなさんにご活用いただけると幸いです!


【視点①】王道的な構造に、トリッキーな内容を組み合わせる


 まずは例をご覧いただきましょう。




 いずれも「あんたのために○○したんじゃないんだからね!」式の王道的な「構造」です。

 しかし、前者であれば「仏壇に供えるためだし!」という言い訳、後者であれば「喉に餅をつまらせたときに備えて掃除機を用意する」というシチュエーションがトリッキーで目新しいと言えるでしょう


 つまり、「王道的な構造に、トリッキーな内容」です。


 「換骨奪胎」式、あるいは横井軍平氏の哲学として知られる「枯れた技術の水平思考」に敬意を表して「枯れたツンデレの水平思考」なんて呼んでもいいと思います。


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 同様の例をもう1つ見てみましょう。



 雷が怖いから一緒にいてほしい。しかし素直になれない。そこで「べっ、別に、私は怖くなんかないけど……一緒にいてあげてもいいんだからね!ふん!!」なんて言ってしまう。


 ……そう、使い古されたツンデレの「構造」です。


 しかし、そこに「徹マンしようぜ!」というトリッキーな言い訳を加えたことで、ユニークなツンデレになったと言えるでしょう。


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 さらにもう1つ、別の例をご覧いただきましょう。



 ここまでご覧いただいた例と同様、使い古された「構造」です

 しかし、T.M.Revolutionの名曲「WHITE BREATH」の歌詞やら、「T.M.Revolutionと小室哲哉氏はどちらがツンデレなのか?」といったわけのわからぬ議論を加えることで、マンネリ感は消え、他に類を見ないユニークなツンデレになったと言えるのではないでしょうか


 以上、新たなるツンデレを作るための視点①「王道的な構造に、トリッキーな内容を組み合わせる」をご説明しました。



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 最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの今後の創作・制作のお役に立てば幸いです。

(担当:三葉)

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