見出し画像

「中盤で物語を大きく動かす」という構成!!|『魔法科高校の劣等生』に学ぶテクニック

アニメを研究して、創作に活かそう!

本記事では、「魔法科高校の劣等生」がどのような物語か、ざっくりご紹介します。

※「魔法科高校の劣等生」については、別記事でも研究しています。詳細は、記事末尾の「関連記事」欄をご参照ください。

---🌞---


本記事で注目するのは「横浜騒乱編」


本作は、

・1:入学編(第1~7話)

・2:九校戦編(第8~18話)

・3:横浜騒乱編(第19~26話)

……の3つのパートに分かれています。


基本的な世界観や登場人物は、全パート共通。一方、ストーリーはパートごとにまとまっています。

本記事ではこの内、「横浜騒乱編」を取り扱います。


作品全体の「基本設定」と「入学編」については、こちらの記事をご参照ください → テロリストの甘い言葉にご用心!!|『魔法科高校の劣等生』に学ぶテクニック

「九校戦編」については、こちらの記事をご参照ください → 「2つのストーリーを交互に描く」という構成!!|『魔法科高校の劣等生』に学ぶテクニック


どのような物語か?


「魔法科高校の劣等生<横浜騒乱編>」は、大別して4つのストーリーから成り立っています。


▶ 序盤(第19-22話)

・1:「論文コンペ(魔法学・魔法工学の研究成果発表会。詳細後述)」に向けて、達也ら第一高校生が準備を進める

・2:準備を進める中で、達也らは、何者からかたびたび攻撃を受ける


▶ 中盤(第23話)

・3:「論文コンペ」当日。達也らの発表は大成功


▶ 終盤(第24-26話)

・4:達也らの発表直後、敵国「大亜連合」が横浜に侵攻を開始。達也らが応戦する


「『論文コンペ』当日」(第23話)を境に、物語が大きく変化していることがおわかりいただけると思います。

つまり「三幕構成」風に言えば、「『論文コンペ』当日」がミッドポイントに該当します。


ざっくりストーリー


画像1

画像2

画像7

画像7

画像5

画像7

画像7


関連記事


テロリストの甘い言葉にご用心!!|『魔法科高校の劣等生』に学ぶテクニック

「2つのストーリーを交互に描く」という構成!!|『魔法科高校の劣等生』に学ぶテクニック


---🌞---

関連

---🌞---

最新情報はTwitterで!

---🌞---

 最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの今後の創作・制作のお役に立てば幸いです。

(担当:三葉)

この記事が参加している募集

最後までご覧いただきありがとうございます! 頂戴したサポートはすべてコンテンツ制作に使います!