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テロリストの甘い言葉にご用心!!|『魔法科高校の劣等生』に学ぶテクニック

アニメを研究して、創作に活かそう!

本記事では、「魔法科高校の劣等生」がどのような物語か、ざっくりご紹介します。

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作品概要


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ざっくり基本設定


まずは、世界観や主要キャラの人となりなど、基本設定を確認しておきましょう。


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本記事で注目するのは「入学編」


本作は、

・1:入学編(第1~7話)

・2:九校戦編(第8~18話)

・3:横浜騒乱編(第19~26話)

……の3つのパートに分かれています。


基本的な世界観や登場人物は、全パート共通。一方、ストーリーはパートごとにまとまっています。

本記事ではこの内、「入学編」を取り扱います。


どのような物語か?


「魔法科高校の劣等生<入学編>」は、どのような物語か?

やや抽象的な表現になりますが……「入学編」は、「ファンタジックな世界(魔法が存在する、主人公はチート級のパワーを持っている etc.)を舞台に、『社会的弱者や劣等感を抱く者が、テロリストの手先になることがある』という歴史的事実を描いた物語」と整理できるでしょう。


もう少し詳しく言うと……

<Step 1>

社会的弱者や劣等感を持つ者は、自分を正当化するために、世の中(学校、社会、国 etc.)に強い不満を抱くことがあります。「私がダメなのではない。いまの世の中が間違っているのだ!」という具合です。


<Step 2>

そして、世の中に強い不満を持つ者は、テロリストの標的にされることがあります。

テロリストが彼らに接近し、「あなたがダメなのではない。いまの世の中が間違っているのだ!」と甘い言葉を囁く。その上で、「共に戦おう!」と扇動・マインドコントロールする。


<Step 3>

かくして、社会的弱者や劣等感を持つ者が、テロリストの手先になってしまうというわけです。


※社会的弱者や劣等感を持つ者は、テロリストのみならず、怪しげな新興宗教、反社会的なビジネスグループなどからも標的にされやすいようです。

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「入学編」には、「魔法力が劣るがゆえに校内で差別され、学校・社会に不満を持つ者 = 紗耶香」が登場します。

彼女はテロリストに扇動・マインドコントロールされ、内部協力者としてテロの一端を担ってしまう……!


ざっくりストーリー


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 最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの今後の創作・制作のお役に立てば幸いです。

(担当:三葉)

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