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豊かな人生と組織の成長のため、知識や価値観をアップデートしながら歩み続ける #MANGO社員インタビュー コンサルティング部・野田 向輝

MANGOをカタチづくる社員一人ひとりがどのような考えや想いを持って日々仕事と向き合っているのか、リアルな声と共にMANGO社員の魅力をお伝えする #MANGO社員インタビュー 。今回は、コンサルティング部/マネージャーの、野田 向輝のストーリーをお届けします。


MANGO株式会社 コンサルティング部マネージャー 野田 向輝(のだ こうき)
熊本県出身。2017年にMANGOに入社。入社以降、主にSNS領域の広告運用を担当。2023年より、コンサルティング領域のマネージャーとして従事する。

2017年に新卒入社した野田 向輝(のだ こうき)。デジタル広告運用コンサルタントとして広告主のビジネス成長に貢献しながら、育成トレーナーやチームリーダー、作業効率化を目的とした自動化ツール開発などにも携わってきました。現在はマネージャーを務める野田の、これまでの道のりと抱く想いに迫ります。


広告運用コンサルタントとして技を磨き、成長機会を逃さず着実に成長


広告主の課題解決・ビジネス成長をミッションとする、デジタル広告運用コンサルタントとして新卒のキャリアをスタートした野田。入社7年目の現在、広告運用の魅力を次のように語ります。

野田さまざまな業種のデジタルマーケティングに触れながら、メディア(広告媒体)の仕様やアルゴリズムの知識を蓄えて、あらゆる手段を模索して広告効果の改善にチャレンジしていくことが、広告運用のおもしろいところです」

変化の激しい業界で、自身の知識や考えをアップデートしながら、試行錯誤を続け、現在はマネージャーを務めています。これまでの道のりには、多くの転換期がありました。

野田「大きな転換期の一つは、入社2年目に育成トレーナーとして新入社員の教育に携わったこと。当時は研修の土台もない状況だったので、どのように教えていくかイチから設計していきました。人に教えることで『もっと勉強しなきゃ』と感じましたし、自身の知識や理解が深まるいい機会でした」

2~3年目には、運用するメディアの拡張や業務効率化アップのためのラーニングを行いました。

野田「入社後はFacebookやX(旧Twitter)などのSNS広告をメインに運用していました。2年目を迎えた時期に、市場価値を高めるためにも『Yahoo!やGoogleのリスティング広告の運用をしてみないか』と上司から提案され、担当メディアの拡張に挑戦することに。

また、同時期にはSQLやGASのラーニングも行いました。業務効率化を図るために知識を身につけることで組織全体にも還元したいと思い、セプテーニグループで開催されていた勉強会に参加したんです」

そして、その後の大きな転換期はマネージャーに昇進したことだと語る野田ですが、入社当初から現在までを振り返り、次のように続けます。

野田「入社時は、マネージャーになるという想像がつかず、自身がなれるとも思っていなかったので、『マネージャーになりたい』という強い想いはありませんでした。ただ、人生を豊かにしていくためにも、どうやって市場価値を上げていくかはずっと考えていました

まずは自身のパフォーマンスを上げるためにVBAマクロを独学で学び、手動で行っていた業務を自動化し、削減できた工数でより多くの案件を担当したり新しいことにチャレンジしたりしました。経験や知識が増え、仕事のことが徐々にわかってくると、自分だけがパフォーマンスを上げても意味がないと気づいたんです。 自身のパフォーマンスを組織の力につなげて、組織全体でスキルや品質を上げることで、自分の価値も上げられるんじゃないかなと。そんなふうにいろいろ考えて貪欲に行動していましたね」

失敗やマネジメントを経験し、アップデートされていった価値観


野田は、これまで育成トレーナーやチームリーダー、メディア拡張、自動化ツールの開発、新しい課の立ち上げなど、成長機会を逃さずあらゆることに挑戦してきました。着実に力をつけてきた野田は、2023年にコンサルティング部のマネージャーに昇進しました。昇進前のある出来事をきっかけに、価値観が変わったと話します。

野田「これまでの経験やスキルを活かして、作業効率化しながら多くの商材を保有する大型案件を1人で担当するミッションがありました。そこで、『1人で仕事はできない』ということを学びました。

それまでは『1人では仕事はできない』というワードは頭にあったものの、実感はなかったんです。問題にぶつかっても何かしら解決方法はあるし、なんとかなってきたことが多かったので、そういう意味でも『1人で仕事をする』ことが多かったと思います。

ただ、組織や求められるものが大きくなっている時期だったこともあり、はじめて自分だけでは通用しない物量や難易度にぶち当たりました。それをきっかけに『組織で仕事する』という意識を持つようになり、『周りのメンバーにも頼りながら働く』というスタンスになりました

さらに、この経験とマネジメントを始めたことで、新たな価値観が生まれたと言う野田。

野田「人には、成長するための『挑戦ライン』と、仕事をする上での『限界ライン』があることを意識するようになりました。

成長のために乗り越えられる壁を『挑戦ライン』だと思っています。ただ、どうしてもこれ以上やったら潰れてしまうという『限界ライン』もあります。『限界ライン』だと気づかずに突き進むと、コンディションが悪くなったり、潰れてしまったりするリスクがあると気づきました。

そして、人によってこのラインの高さや幅は異なります。そこを慎重に見極めて仕事をお願いする必要性を自身の経験やメンバーを見て学ぶことができました」

マネジメントに正解はない。メンバーそれぞれが輝けるよう模索し続ける


▲現在マネジメントしているチームのメンバーたちと

これまで貪欲にいろいろなことに挑戦してきた野田は、「みんなもチャンスさえあれば邁進するだろう」と思っていたと話します。しかし、マネジメントを経験して、人によって成長や限界のラインが異なることに加え、理想とするワークライフバランスなども異なることを実感したと言います。

野田メンバーには、仕事や人生に対する想いがそれぞれあります。その上で、『会社のめざす成長と、その人のやりたいことをどうつなげるか』を考える機会が増えました

そして、『適材適所』の考え方が重要だと気づきました。本質的に嫌だと感じる仕事に対して自分をごまかし続けることはできないだろうし、周りが押し付けるものではないと思っています。

ただ、苦手な業務については、まずなぜ苦手なのかを尋ねるようにしています。実際に聞いてみると、経験が少ないから苦手意識を感じていることが結構多いんですよね。そこで私は一つひとつ苦手な要因をひも解いて、解決方法を提示して、一緒にやっていく。一緒にやっていくことで、僕の学びも深まるんだよということを伝えて、伴走しますね

後は、得意なことを苦手なことのパーツに当てはめてみるようにしています。『あなたの得意なコレって、苦手だと思っているココと似ていない?』って。視野を広げることで変わることもあるかもと考えて、いろいろ試しています」

さらに、「誰であれ、望むなら成長できるチャンスをつかんでほしい 」と野田は続けます。

野田「これまでを振り返っても、もちろん自分の力で成長してきた部分もあるとは思いますが、上司からの『これやってみたら?』という提案がなければ今の自分はいません。今度は自分がメンバーへ『これやってみない?』と投げかけ、成長のきっかけにつなげたいです。

ただ、僕が経験してきたことをそのままコピーするのは違うと思うので、『この人だったら』『この人にとってはどこが成長できる機会なんだろう』と常に考えています得意を伸ばしていける環境づくりというか、それぞれにとっていい道を一緒に歩いていきたいですね。今のやり方を正解だとは思っていないので、ずっと検証している感じですね

その瞬間しかできないことの体験を──余白を持つスタイルで大きくなっていきたい


メンバーそれぞれの個性や得意を活かせるよう、試行錯誤を続ける野田。今後の展望は、現在マネジメントしている組織をより強く成長させること、そして、「15%の余白を持つ業務スタイル」を実現することだと話します。

野田毎日15%、つまり1時間と少しの猶予があれば、緊急対応やトラブルが発生しても、大抵のことは対応できると思うんです。何も発生しなければ、フレックスで早めに退勤もできる。この15%の余白を、必要時間と見込んで業務調整を行っていくスタイルを実現したいと個人的に思っています。

そのためには、もちろん仲間を増やすこと、そして、業務効率化など改善余地のある問題を一つひとつ潰していかなければいけません。外部と内部の2軸から仕掛けていく必要があると思っています。

僕にとって仕事とは「新しい自分を知る時間」だと言えます。日々の仕事の中で、その瞬間しか得られない挫折や感動を経験することができますし、人生を豊かにするためにも仕事は必要ですね」

15%の余白を存分に活かして仕事にあたる──ひいては、それぞれの人生を豊かにするために。そんな想いを持つ野田が最後に、これから一緒に働く未来の仲間に向けて、次のように話します。

野田「基本的なノウハウやスキルを磨き続ける『職人気質』でありながら、進化していく業界で発想を広げていく『クリエイティブ』な人は、デジタル広告運用コンサルタントに向いていると思います。そうやって周りをリスペクトし挑戦を楽しめる人たちと、どんどん目標を実現していきたいです」

※ 記載内容は2023年12月時点のものです


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