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よき発達障害支援者の見分け方

私もこの手のインチキカウンセラーは、何度か聞いたことがありますが、このような輩が雨後の筍のように湧いてくるのは看過できないので。

幾らか見分け方を載せておきます。

  1. まずは資格の有無を確認せよ。医師か、臨床心理士か、精神保健福祉士か。また可能であれば、資格番号も控えておけ。医籍検索も活用せよ。

  2. その支援者がどこの機関に所属しているかを確認せよ。

  3. 支援者の学歴をチェックせよ。どこの大学で学んだかも確認しておけ。

  4. 支援者が、保守的なプロ集団に文句を付けていたら警戒しろ。殆どのプロは心が広い。

  5. 支援者が出している証拠をチェックせよ。悪い支援者は、科学的に支持されていないケースや、逸話をよく使う。

  6. 余りにも出木杉な話をしている支援者は注意せよ。

  7. 通っている病院・クリニックにアドバイスしてもらえ。

  8. 一般書ではなく、大学や医学教育で使われるような専門書を読め。PubMedも活用せよ。

  9. 病院・公的機関のスタッフと話そう。

1.専門機関で活動する際には、何らかの資格を持っていないと働けないことが多い。更に、資格が無いのに騙ると、法律に触れる場合もある(医師法など)。病気/障害の診断は医師にしか出来ない。

2.勿論保証は出来ないが、何らかの機関に所属している支援者は、その道の専門家である事が多いですし、そうでない支援者よりも持っている情報は多いです。発達障害が専門であるか、発達障害を扱った経験も聞いておくと良いでしょう。

3.支援者が、大学の教授なのか、准教授なのか、博士号なのか修士号なのかは聞いておいた方が良いです。どこの学科を卒業したかも見た方がいいですね。長らく支援に携わっている方は、忘れてしまっているかもしれません。その場合は、Google検索や、論文検索サービスも活用出来る場合があります。

4.「こんな画期的な発達障害の治療法があります!」「研究者は無視しているが、効果覿面です!」仮に支援者がこのような言動をしていたら、気を付けてください。殆どのプロは心が広いですし、その点では優しいです。言っていることはただ1つ。「おい、本田圭佑並にでかい事言う位なら、ちゃんと証拠を見せろ!」

5.個人の経験則ならまだしも、それのみを根拠とする支援者は気をつけた方がいいです。経験則が後に証明されることはありますが、それも科学的根拠あってのものです。

6.特に、やたらと断言する支援者は避けた方がいいです。プロでも分からない事はあります。プロがよく使う言葉「~と思われる」「~かもしれません」「私は~と思う」

7.誰と話せば良いか、何を読めば良いか、なにをどうすればいいのかをい一緒に話しましょう。

8.PubMedの場合、雑誌名と、インパクトファクターも確認しましょう。

9.もし貴方が「コミュ障」であるなら、一言挨拶をする事から始めるのも手です。

最後に

私が勉強している性科学の本の抄訳を見、「これは発達障害関連に応用できるな」と思ったので、参考にしている箇所がままあります。

記事を読んでくださりありがとうございます。 少しの間お時間を頂けますか。 100円、200円と言ったほんのお気持ちでも構いませんので、サポートは力になります。 無論、それ以上支援して頂けるのであれば、私は有難く受け取ります。 サポート代は、通販や食事代、生活費に主に使います。