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読書記録「淋しい狩人」

〜今日の1冊〜

今日は宮部みゆきさんの作品を紹介します。

東京下町、荒川土手下にある小さな共同ビルの一階に店を構える田辺書店。店主のイワさんと孫の稔で切り盛りするごくありふれた古書店だ。しかし、この本屋を舞台に様々な事件が繰り広げられる。平凡なOLが電車の網棚から手にした本に挟まれていた名刺。父親の遺品の中から出てきた数百冊の同じ本。本をきっかけに起こる謎をイワさんと稔が解いていく。ブッキッシュな連作短編集。

Amazonより

〜読後の感想〜

宮部みゆきさんといえばバリバリのミステリーっていうイメージが強いんですが、こちらの作品は連作短編でサラッと読める、「古書店」が舞台の作品でした。
表紙の感じも、昔の古本屋さんって感じで好きなんですよね。
読みやすさの中にもしっかりとしたストーリーはあり、読み応え抜群の1冊だと思います。
宮部みゆきさんって私の中で結構重た目の作品を書いているイメージがあったのですが、この本はどこか懐かしく、ほっこりした気持ちになれました。


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