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ななとでも呼んでください。ゲームと青が好きです。たまに青海七という名前で詩集を出したり…

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ななとでも呼んでください。ゲームと青が好きです。たまに青海七という名前で詩集を出したり短歌ネプリを出したりしています。 https://lit.link/aomi7

マガジン

  • 対になるみたいに

    • 8本

    ぼくたちは友達ではないから

  • in the sea

    不定期発行ネットプリント、「in the sea」です。 noteに公開しているものをまとめています。バックナンバー的に使って頂けたら。 過去の号の再発行ご希望あれば承れますのでお気軽にご連絡下さい。

記事一覧

造花に水をやるような日々

短歌連作 6首 「造花に水をやるような日々」 かなで打つ「午後」がどうやら「きらきら」になるって気づいたきんいろの午後 ぼろぼろの使い回しの幸せで今日をなんとか生…

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2か月前
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対になるみたいに #7

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2か月前
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染まる

まだ田舎の実家で暮らしていた頃、わざわざ花を見にレジャー施設へ行く都会の人々のことをあまり理解できなかった。いくら自分の住んでいるところが山の中すぎるとはいえ、…

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3か月前
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対になるみたいに #5

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7か月前
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求めているのは海か、空か

海が好きだ。 訳もなく海へ行ったり、フィルムカメラの少し余らせてしまったフィルムに海を写したりするくらいには。 自分を、海の底にいるみたいだ、と思うこともあった…

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7か月前
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「」#1.5

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8か月前
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何かを始めるのに

何かを始めるのに年齢は関係ないと言うけれど。その通りだとは思っているけれど。それでもきっと、やりたいことがあるなら、その道で大成したいという思いがあるのなら、や…

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8か月前
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日記

2023年、日記を手書きで1年付け続けていた。 その抜粋。 1/2 今日からもう仕事だった。 (中略) お金も人望も無いのに無駄に生きてる必要あるのかな。 1/8 自分のことが好…

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9か月前
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明けたね

正直年が変わるのなんて人間の都合なので2024年になったぞ!切り替えるぞ!とか、あんまり無いです。毎年目標も無いし、やりたいこともそもそも無いです。無気力に見えたら…

𝟢𝟩
9か月前
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noteをはじめて5年経ったようです。5年かあ。最近は何にも書ける気がしない、というか何にも書けなくて、こっそり色んなSNSを閉じてしまおうかななんて気分になっていました。勿体無いよって言われてるみたいだね。

𝟢𝟩
9か月前
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短歌10首「初夏に生まれたぼくたち」詩「六月三十一日」-in the sea Vol.8『みなづきプレリュード』

ネットプリント「in the sea」の第8弾、短歌10首と詩1篇をのせました。 6月は私の生まれ月で一番好きな月です。6月と雨のことをテーマにしました。 ネットプリント お…

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1年前
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あじさい

𝟢𝟩
1年前
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このさき

最近ずっとこのさきのことについてぼんやりと考えている。 2冊目の本を作って、今のところ満足していて、じゃあ例えばまた本を作ろう、と思うとしてそのさきは?と思ってし…

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1年前
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名刺を作りました

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1年前
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6月のこと大好きだけど6月になると何故か希死念慮も強くなる

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1年前
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造花に水をやるような日々

造花に水をやるような日々

短歌連作 6首 「造花に水をやるような日々」

かなで打つ「午後」がどうやら「きらきら」になるって気づいたきんいろの午後

ぼろぼろの使い回しの幸せで今日をなんとか生き延びただけ

この手では成し遂げられないことばかり 造花に水をやるような日々

生活に必要なのはやさしさじゃなくて多少の図々しさで

Seeing the sea たゆたうだけの日がいちばんむごく美しいこと

人生に意味はないけど「

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染まる

染まる

まだ田舎の実家で暮らしていた頃、わざわざ花を見にレジャー施設へ行く都会の人々のことをあまり理解できなかった。いくら自分の住んでいるところが山の中すぎるとはいえ、そんなに花を見に行きたいものだろうかと思っていたのだ。大都会ではないにせよ、歩いて行ける距離にコンビニがあって1時間のうちに何本も電車やバスが出る市街地に住み始めて数年経った最近になって、探さなければ、あるいは偶然見つけなければ花は目に入っ

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求めているのは海か、空か

求めているのは海か、空か

海が好きだ。
訳もなく海へ行ったり、フィルムカメラの少し余らせてしまったフィルムに海を写したりするくらいには。

自分を、海の底にいるみたいだ、と思うこともあった。というか、現在進行形で思っているかもしれない。
精神状態が悪いときは、深い海の底に自分は置いて行かれて浮き上がる自信も気力もないままいつまでも深いところで動けずにいるような感覚に陥っていた。
もがくのが苦しいことやそのまま漂っていても誰

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何かを始めるのに

何かを始めるのに

何かを始めるのに年齢は関係ないと言うけれど。その通りだとは思っているけれど。それでもきっと、やりたいことがあるなら、その道で大成したいという思いがあるのなら、やっぱり早くスタートを切るべきなんだと思う。
自分がまだ若者に定義されることも頭では分かっているけれど、新しいことを始めるにはもう若くないことをどうしても考えてしまう。

若くして才能を世に轟かせている人を見かけると、すごい、という気持ちと共

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日記

日記

2023年、日記を手書きで1年付け続けていた。
その抜粋。

1/2
今日からもう仕事だった。
(中略) お金も人望も無いのに無駄に生きてる必要あるのかな。

1/8
自分のことが好きでなくてぐるぐる考えてしまった。誰にも何も与えない創作を続ける必要はあるんだろうか。私は何で書いているんだろう。やめてもきっと支障なんてどこにもないのに。悲しむ人がいてくれるだろうか。

1/13
いつか無駄なんかじ

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明けたね

明けたね

正直年が変わるのなんて人間の都合なので2024年になったぞ!切り替えるぞ!とか、あんまり無いです。毎年目標も無いし、やりたいこともそもそも無いです。無気力に見えたらそれまでだけど、好きなことはやっているのでそれなりに人生は楽しい。楽しいけどやっぱり自分には何も無いのだな、と思う時が多いだけで。

2023年、文学フリマに出て2冊目の詩歌集を作った。それを書店に置いてもらえた。ネットプリントもいくつ

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noteをはじめて5年経ったようです。5年かあ。最近は何にも書ける気がしない、というか何にも書けなくて、こっそり色んなSNSを閉じてしまおうかななんて気分になっていました。勿体無いよって言われてるみたいだね。

短歌10首「初夏に生まれたぼくたち」詩「六月三十一日」-in the sea Vol.8『みなづきプレリュード』

短歌10首「初夏に生まれたぼくたち」詩「六月三十一日」-in the sea Vol.8『みなづきプレリュード』

ネットプリント「in the sea」の第8弾、短歌10首と詩1篇をのせました。
6月は私の生まれ月で一番好きな月です。6月と雨のことをテーマにしました。

ネットプリント

お近くのコンビニでぜひ出力してください。

初夏に生まれたぼくたち

はつ夏 夏がとびきり似合う人になる 初夏に生まれたぼくたちは
 
ごめんね、土砂降りの日生まれだからどこ行っても何やっても雨で
 
六月は雨もシフト制なの

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このさき

このさき

最近ずっとこのさきのことについてぼんやりと考えている。
2冊目の本を作って、今のところ満足していて、じゃあ例えばまた本を作ろう、と思うとしてそのさきは?と思ってしまう。だらだらと何冊も何冊も在庫が捌けるかもわからない自費出版本を作り続けることが、私にとっての何になるだろう。
それで良いと思えないからぐるぐると先のことを考えてしまうのだろう。

かと言って、プロの道に進みたいのかと言われるとそれも微

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6月のこと大好きだけど6月になると何故か希死念慮も強くなる