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明けたね

正直年が変わるのなんて人間の都合なので2024年になったぞ!切り替えるぞ!とか、あんまり無いです。毎年目標も無いし、やりたいこともそもそも無いです。無気力に見えたらそれまでだけど、好きなことはやっているのでそれなりに人生は楽しい。楽しいけどやっぱり自分には何も無いのだな、と思う時が多いだけで。

2023年、文学フリマに出て2冊目の詩歌集を作った。それを書店に置いてもらえた。ネットプリントもいくつか作って、それなりに人に見てもらえた。見てもらえたことは数字でわかっても直接的な反応はほぼなくて、暗闇に向かって石を投げ続けている感覚になってしまって、後半はまったく創作的なことはできなかった。元より無かった自信をますますなくしてしまった。
自分のために、という大義名分でやっていたことだけどやっぱりこの人と同じようなことを言っているのに私の方は見向きもされない、みたいなことが多くて何もできなくなってしまった。他者評価へ依存することが良くないことも分かっているけどどうにもそればかり突き刺さってしまった。

下半期は特に慌ただしく好きなバンドのライブへ行っていた。それで何も無い自分のことを忘れようとしていた部分も少なからずあったと思う。案の定、何もない休日やひとりの夜は余計なことを考えて鬱々とした気持ちになっていることが多かった。
でもその下半期にたくさん出会いがあったのも事実で、根本的な部分はもちろん変わらないけど趣味嗜好の幅もだいぶ広がったように思う。

今年も、目標は無いです。
強いて言えばお金を貯めること、部屋をきれいにすることくらい。
好きなことを諦めずに生きていくことができたら上々だなと思う。詩や短歌の類を再開するのは時間がかかる、というか今のところ頭の中に無いけれど、こういう雑文は月に1回くらいは更新したいなと思うのでした。

作ることは苦しいと思う。続けている人は等しくすごいと、そう思っています。


気が向いたら、どうぞ。そこまでの感情にさせられたなら嬉しいです。