理想の家に住みたい方へ
こんにちは!
これまで高気密高断熱のよさや特徴などを
記事にしてきましたが、実際に、高気密高断熱住宅を建てたい!という方へ家を建てた後に
「自分が思っていたよりも快適じゃない、、」
などがっかりされることがないように
家を建てる前に、整理、検討しておくべき点とはなにかについて説明していきます。
1、建てたい住まいの断熱レベルを明確にする
将来住むことになる家の求める性能レベルをあらかじめ明確にしておくことで、家を建てた後にギャップを生まないようにします。
住まいの断熱性能を客観的に現す基準を「省エネ基準」といい、
「省エネ基準」の等級4以上の外皮性能を超える住まいが「高気密高断熱住宅」とされています。
この等級になると、冷暖房がよく効く、光熱費が安くなる、健康に良いなどさまざまなメリットがあります。
等級4よりももっと性能がいい家に住みたい!という方は「UA値」(外皮面積1㎡あたりで1時間にどれくらいの熱が逃げるか示した値)をあらかじめ算出してもらって、断熱性能を確認しましょう。
2、施工会社を見極める!
施工会社の方が断熱施工、断熱材の種類、特徴や適した工法などをきちんと理解して、説明してくれる会社を選びましょう。
断熱の能力、知識をちゃんと持っている施工会社を見極めて、信頼できそうなところに家作りをお願いしましょう。
3、断熱工法を検討しましょう
断熱工法は2種類に分かれています。
その工法については以前の記事で紹介しました!
この2つの工法のメリットやデメリットやコストなど、さまざまな面を考慮して選びましょう。
4、断熱材と断熱工法をきちんと理解しましょう
断熱工法と断熱材の組み合わせは無数にあるため、断熱工法と断熱材の特徴をそれぞれ理解して、最適な断熱材を選べるようにしたいですね。
また、施工時には断熱材を入れ忘れやすい箇所にも、ちゃんと断熱材を入れてあるかどうか確認してもらうようにしましょう。
5、断熱性能とコストのバランスを考えよう
家を新築する場合、使用する断熱材の価格や、それぞれの工賃の違いなどの理由から、一般的に充填断熱工法に比べて外張断熱工法のほうがコストがかかってしまいます。
しかし、コストばかり重視して、理想の断熱性能を得られなくなってしまうのももったいないので、理想の断熱性能とコストのバランスが上手に取れるようにしましょう。
6、断熱材を選ぶときには断熱材の厚みと熱抵抗値をチェックしましょう
当然のことですが、断熱性能を高めるためには一定量の厚みが必要です。
「熱抵抗値」は断熱材の厚みを含めた性能を表しています。
「熱抵抗値」が高い(値が大きい)断熱材ほど断熱性能が高くなりますので、断熱材を選ぶ際には、断熱材の厚みと熱抵抗値をチェックするといいですね。
以上,理想の断熱性能を備えた家に住むために、家作りの前に考えておいたほうがいいことや、相談しておいたほうがいいことなどを挙げました!
建ててから一生住む家になると思うので、後悔しない家作りのためにもぜひ参考にしてください。
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「冬は暖かく、夏は涼しい家」
高気密高断熱住宅を広めるための活動を行っています。
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岐阜の工務店、(株)エムズアソシエイツで、高気密・高断熱の家つくりを広めるための活動をしています。 私たちが作れる家の数は限られているので、一人でも多くの方が快適な家で幸せな生活を送ることが出来るよう、有益な情報を発信していきます。