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小学生は正しい。

今日、通勤途中に遭遇した小学生の集団から聞こえた言葉に120%共感した話。

短いので読んでって。

「嫌いでも口に出すな!」

不意に、男子小学生のこれでもかという大きな声が大阪メトロの車内で響き渡る。

雑多な声が入り交じる車内で、明らかに異質なその言葉を僕の耳はキャッチして離さなかった。

そして、その言葉に僕のハートは見事に撃ち抜かれた。(決して恋に落ちた訳じゃないよ)

まさにそう思う。

可能なら録音して目覚まし時計にしたい、、とは思わないが、なんど聞いても不快に思うことはないと思う。

というのも、

僕は職場なんかで、「あの人が嫌い」という言葉をよく見聞きしていて、

それについては小学生の気持ちのこもった発言に100%同意している。

つまり、

「口に出すな、黙っとけ」

と思っている。

とは言え、人が人を嫌いになるということ自体は、まぁよくあるだろうし、

それを否定することもないし、どうこう言うつもりは毛頭ない。

たださ、

「わたし、あの人が嫌いやねん」

は、言わんでいいやん?

「ぼく、あの人好きじゃないねん」

も、言わんでいいやん?

そりゃ、お前らにだって好き嫌いはあるやろ。言いたくなることもあるやろ。

それについては僕も文句は言わんやん。

ただ、これだけは言わて。

周りを強制的に巻き込むような、そんな無責任な嫌いの押し売りを巻き散らかすのは止めてくれ。

「私(ぼく)、あの人嫌いやねん」

その言葉から流れる不穏な空気、誰が回収してくれるんですか?

もう、嫌いでもいい。

みんな好きな人なんていないんだから、嫌いだっていうなら嫌いでいい。

ただ口に出すな。

お前らの好き嫌いなんか知らんがな。

おしまい。

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