育て直し 12月11日(金) 電話の後も、言葉のシャワーが経験になる
【日記】 上着を、うまく肘を引掛けて一人で脱げるようになった。👍今までは、袖を抜くのを手伝っていた。日々できることが増えて、自立に向かっている。
電話でおばあちゃんなどと、かなり長く話せるようになった。電話をかけていると、梓が話したがる。👨🎓① 受話器を渡して上げると、なんとなくやりとりになっているような相槌を打っているから聞いていて面白い。「はあ」だの「うん」だの、「ちがう」「そう」など適当に返事している。👨🎓②
👍 【解説】【セリフ】なし 「共感」で褒めてください
👨🎓 【解説】【セリフ】あり
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【解説】① 【日記】ではよくわかりませんが、態度で親が勝手に判断したのではなく、この時期ですから言葉で「貸して」などと言ったので貸していると思われます。
しかし、もし貸して欲しそうな態度をしたというだけで電話を貸しているのなら、間違いです。言葉で「お願い」させてからしか電話を貸してはいけません。態度で要求するのも行動で要求するのと同じ意味です。その態度が可愛らしいとか、子どもらしいとかは、関係ありません。
【セリフ】お願いさせるセリフを考えましょう。
「おばあちゃんと話したいのか」と「想像」し、「おばあちゃんと電話でお話するのがスキだね」と「共感」し、お願いするときのセリフ(「すみません」のこと)を「覚えて」で教えてあげましょう。
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【解説】② このときに、おばあちゃんと何を話したのか「想像」や「共感」で聞くことが大切です。言葉のシャワーとも言えます。
これらは、「やりとり」する基礎になり、内容は経験として記憶されます。やがて、言葉の発達に繋がり小学校で学習するための基礎知識(経験)となっていきます。
当然ですが、次のおばあちゃんとの会話も豊かになることでしょう。
【セリフ】クリスマスの例で、理想の「やりとり」を書いておきます。
「梓、おばあちゃんと上手にお話できたね(「共感」)。なんのお話した
の?」
「おもちゃの話。クリスマス。」
「あっそう。おもちゃの話したんだね。良かったね(「共感」)。クリスマ
スプレゼントに何か買ってくれると言ってたのかな(「想像」)。」
「そう。プレゼント。」
「『欲しいもの考えておきや』って言ってでしょう(「想像」)。」
「うん。」
「それで、梓は、何か欲しい物あるの…?」
「自動車」
「ははは、自動車は無理だね。自動車のおもちゃのことを言っているんだ
ね。それだったら買ってくれるね。」
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