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受け入れの方法とスキル 第2段階 その2

やまと たける

②1時間目

 1時間目は、カバンの片付けをしたあと「朝の会」をします。片付けは、まだ先生と一緒にしています。
 「朝の会」は、支援学級から1日を始めるメンバーが集まって、朝のあいさつをします。そして、昨日あったことを一人一人お話したあと、アンパンマン体操をします。
 みーちゃんは、そのあと伊藤先生と「時間割ぎめ」です。みーちゃんは、まだ、時間割を好きなように決めていいことになっています。
  注)このころ、やっとチャイムに合わせて過ごせる
    ようになった。だから、時間割が決めやすくなった。

先生「さぁ、みーちゃん。今日は、何して遊ぶ?楽しみだね(「共
  感」)。」

 みーちゃんは、今一番好きな「ビーズ」のマグネットシートを選びました。そのマグネットシートには、ビーズの写真とひらがなで「びーず」と書いてあります。
   注)子どもの好きな遊びのカードを作っておく。遊びが
     増えたら、そのたびにカードは作る

先生「ビーズを選んだね。最近、ビーズが好きだね(「共感」)。好きにな
  ってくれて先生、嬉しいわ。そのカードをここに貼って下さい。」

 ホワイトボードに、みーちゃん用の時間割が作ってあります。その2時間目のところに、そのカードを貼りました。

先生「2時間目は、まだ時間があって遊べるよ。あと、何しようね。」

 みーちゃんは、畳のところに行ってそこに丸めてあった双六の模造紙を指さしました。

先生「双六がしたいの?(「想像」)じゃ、こっちに来て、双六のカードを
  取って貼ってよ。…これが双六のカードだよ(「覚えて」)。」

 みーちゃんは、帰ってきて双六のカードを取りました。

先生「じゃ、2時間目のここに、自分で貼りましょう。…そうそう、よくで
  きました(「共感」)。早く、双六のカードを覚えてね。」

 このようにして、3時間目は水遊び、4時間目はシャボン玉と決まりました。
   注)この頃は、まだ体力がないので5時間目は休憩の時間に
     設定しておきます。もちろん、何かやりたがったらやって
     もかまいません。帰りの準備をのんびりいてもいいでしょう。


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やまと たける

本好きです。本を買います。余暇のための本ではなく、勉強のための本を買います。よろしくお願いします。

やまと たける
発達遅滞・自閉症やダウン症候群の子どもを、地域の小学校で受けいれいるノウハウとスキルを書いていきます。具体的に、使える原理とそれを使った実際場面をセリフ中心に書いていきます。これらを使って、上記の子どもたちが困らないように、地域の小学校で受け入れてもらいたいと願っています。