ずみほ
自己紹介も兼ねて、直接聞くとうんざりするような長ったらしい過去話をつらつらと語る。
2021年3月。家を失った私が転がり込んだ先は、毎日がギャグ漫画の世界線だった――――――
先日、結婚式を挙げた。 親族と数人の友人しか呼ばない小さな式だったが、ゲストの方々に感謝も伝えることができ、大変満足いく式になったと思う。 自分自身が友人の結婚式に誘われた際「この誘い方だけはNGだなぁ」と失礼ながらも感じてしまった教訓を基に、自らの結婚式に友人を誘った所 有難いことに、誘った友人全員が来てくれて大変うれしかったので記録に残そうと思う。 結婚式に「行きたくない」と思ってしまった誘われ方私自身、アラサーということもあり 「30になる前に挙式したい」という
「マニュアルがあるから最初は言われた通りやるだけで大丈夫だからね。」 そう言われて入社したこの会社で、私は最悪の引継ぎ作業を経験した。 前任者との邂逅晴れてこの会社に派遣社員として入社した私は、前任者から数週間の引継ぎを受けることとなった。 前任者さんは半年間この会社で勤め上げ、夢を追う為に退職されるそうだ。 前職では事務ではない専門職に就いていた為、パソコンは少し苦手だったが、この会社でかなり鍛えられたと豪語していた。 その為、私にも「ここで働くとPCスキルがかなり
あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 と言うには少し遅れた気もするが、旧正月に向けての準備ということで都合よく解釈する。大半の日本人はクリスマスも正月もハロウィンも祝ってるはずなので多分その辺なぁなぁにしても大丈夫だろう。ちなみに旧正月に何をするのかはイマイチよくわかっていない。 暮らし丁寧系女子になりたい私の大好きな暮らし丁寧系写真家、古性のちさんが毎年「新年の抱負を100個書き出す」という企画を7年行っている。https://note.com
10月某日 なんだか上手くいかないことが続いていた。 職場に苦手な人はいるし恋人とも上手くいかない。 そんな悩みを抱えているという話を友人にしたら、こんな返事が返ってきた。 「そういえば、私の親戚が厄祓いに滝行行ってましたよ。」 滝行?? あの、修行僧とかがやるあれ? 色々リスクとか有りそうだし私体力無いから乗り切れる自信な 「行きたい。」 思考中の私を差し置いて反射で生きてる私から言葉が出ていた。 ということで、人生初の滝行が決行されることになった。 思惑
と、通知が来ていたので書こうと思う。 とは言え、とりわけ文章に起こしたい程書きたい思いに溢れている訳では無いので最近の近況についても綴ろうと思う 簿記の勉強を始めたネット受験が始まり難度が下がったと噂の簿記検定をミーハー心で受けようと勉強している。 というのも、私の学生時代の専攻はほぼ商学部。 ほぼと言ったのは、Fラン私立大学にありがちなカタカナ学部名に所属していた為である。 大学側の売り出し方は「商学部と経営学部のハイブリッド」と調子良く謳ってはいるが 卒業後に学
独身27歳派遣社員、それが私の肩書きだ。 私は元来から周囲と比較する癖がある。 学生時代、テストの点数を友人と比べては一喜一憂し 部活でレギュラーに選ばれなかった日には地獄の底に突き落とされたような絶望感に苛まれていた。 そんな私のステータスが 独身27歳派遣社員である。 学生時代の友人達は皆新卒で入社した会社で順風満帆に出世し フリーターや派遣で働いていた友人はいつの間にか結婚して専業主婦の道を歩んでいる。 比較癖のある私がどう思うのかは容易く想像できるであ
高校生時代を思い出したのでここに綴る。 濃い青春を過ごしてしまったので少し自慢話に聞こえてしまう所もあるかもしれない。 「自分の自慢話や得意な事は人から聞かれるまで言わない美学」という信念を持とうと日々奮闘しているが、結果が伴う過程で自分なりにしんどい目にも遭っているのでこればかりは例外としたい。 強豪校の内情以前ちらっと書いたように私はそこそこ厳しい吹奏楽部に所属していた。 練習は朝練昼練夜練とあり、朝7時30分には基礎合奏が始まる。 昼練に出るため昼飯は授業の間の
学生時代の私は、そこそこの吹奏楽部強豪校に所属していた。 強豪校と言うだけあり練習環境もそこそこ厳しかったと思う。3年間、始発で朝練に向かい終電まで学校に残って練習するその辺のブラック企業も驚きであろう生活を送っていた。 (ちなみに、その後入社したブラック企業では「電車が動く時間に帰れないから」という理由で入社と同時に車を強制的に買わされた。やはりホンモノは違うなぁと感じた所存である。) その甲斐あってか、3年間頑張った恩恵でアメリカ演奏旅行に招待された。 私は楽器がそ
大きい物音に敏感になったり眩い光に目を炒めてしまう人は大変だと思う。 しかし、繊細であるということを免罪符として使う存在も世の中にはいる。そして、私は彼らの存在に疑問を抱いている。 以下、私の持論で傷付いてしまう人を減らすため有料とさせて頂く。 私も「繊細さん」を傷付けたくはないのでここまでで読了して頂きたい。
ことの経緯で言えば、私の母が名古屋城で働いている所から始まる。 母は名古屋郊外にある実家から車で名古屋城まで出社している。 その為、帰省後に名古屋市内にある私の家まで帰宅する時は母の車に同乗させてもらう事が多い。 早起きは必要だが、母の出社時刻に合わせて帰宅すると交通費が浮くので甘えさせてもらっている。 しかし、この甘えがひとつの悲劇を招くのであった。 母の車から降りた瞬間、気が付いてしまった。 無い。 家の鍵が、無い。 そう、家の鍵と交通ICカードの入ったキ
思えば、小さい頃は見た目なんて気にしていなかった。 美醜に関するセンスが皆無な私は他人の容姿に善し悪しを付けることが出来なかった上 高校生くらいまでは見た目の善し悪しを測る事すら考えたことすら無かった。 母親が、私が学校から持ち帰った学級写真を見て 「この子は可愛いね」と勝手に評価していたが 私はどの子も同じ様な顔に見えたし 母親が可愛いと言っていた子は実際クラスでは目立たなかったり虐められたりしていた子も居たので 恐らく、私の地域の同級生達は 中学生位まであまり容姿
数日前、恋愛相談を友達にした。 とはいえ私もアラサーなので、そろそろ 「恋人と結婚したい」「同棲生活で気を付ける事は何があるか」 そういった悩みを抱えている予定だった。 それこそ、学生時代には ・25歳までに結婚 ・20代後半には新卒入社した会社を寿退社し、子育てに専念する ・30代には旦那の扶養に入りつつ色んなパートやアルバイトを経験してみる ・年に一度は家族旅行に行く ・猫を飼い、家族で溺愛する という人生設計を立てて卒業した。 さらに、新卒の時は塾講師として働
前回記事の続きです。 ほっしー(@syobomaru)の家には、細長い木の板が2枚あった。 全長2m弱のその木の板は、元々ほっしーが住んでいたシェアハウスから持ち込んだものだと言う。 木の板には、無数のS字フックや釘が取り付けられていたが 普段は地べたに無造作に放置されていたので ほっしーの家を歩く時にはこの木の板に取り付けられた金具達に気をつけて歩く必要があった。 深夜に突貫工事が始まる事も多いので、さながら工事現場だ。 何のためにその木を引き取ったのか気になっ
以前勤めていた職場にて。 「今度新しい人が入ります。女性の方です。このフロアには女性が少ないので、仲良くしてあげてください。」 上司からそう告げられた。 今思えば「いい大人なんだし男女関係なくぶつかり合い無く過ごすよう努力すべきなのに、何故同性だからって仲良くする事を強要されるんだ」とかうがった考えも過ぎるが まぁ、何も考えていなかった当時の私は素直に仲良くなろうと努めようとした。 新入社員の彼女こそが、私に大きなトラウマを作らせる地雷女だとは、まだ知らない。 昼
推し兼友達兼最推しである名古屋でジワジワ知名度を上げプロとしても音楽活動中のアーティスト、うおちゃんからnoteのリンクとこんなメッセージが送られてきた。 「ボーカルレッスンを始めるから興味あったら声かけてね!」 との事だった。 推しが至れり尽くせり過ぎる実は、歌に関してはコンプレックスだらけの私。 合唱コンクールでは口パクを頼まれる程の音痴。(ちなみに当時のクラスは優勝した。私の口パクのお陰だと勝手に自負している。) 学生時代は一応吹奏楽部に所属していたが、「ずみ
2月末、同棲していた彼氏とトラブルにつき別れた私。 金品だけを持ち出し、逃げるように行きつけのカフェマスターほっしー(@syobomaru)の家に転がり込むも、ADHD持ちのほっしーの生活は大変愉快ですべての物音が通常の何倍ものデシベルを発しながら生活するのは、彼氏を失った寂しさを紛らわすには持って来いだった。 しかし、優秀な不動産屋のもと私の新居はあっという間に決まり 三月末にはほっしーの家を出て行くこととなった。 実家を出てすぐに同棲生活だったので、人生初の一人暮