「好きなことは止められない」 最終話
木陰で立ち止まっていた〇〇と瑛紗に風が吹き、二人の髪をなびかせた。
瑛紗:偶然だね、〇〇くん。
先に瑛紗の方から喋りかけた。
〇〇:そ、そうだね。ここによく来るの?
瑛紗:うん。ここ好きなんだ。
瑛紗とは知り合ってまだ間もない〇〇だが、ここには何度も来ていた。
けど、一度として瑛紗みたいな美少女をこの川原で見たことはなかったので不思議に〇〇は思った。
〇〇:ここ、良いところだよね。
瑛紗:うん、空気もおいしくて。嬉しいことがあったりすると、よくここで絵を描くん