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図案考論 #004 図形の表現可能性

講義をベースとしたデザインの教科書です。ワークショップを組み込みながら、実践的に習得していくプログラムです。



< Workshop >

図形の特性について理解し、シンプルな図形のレイアウトのみで、
さまざまな表現の可能性に触れましょう。

正円のみを使用し(集積や対比、トリミングなどの手法を用いて)、
・Positive 積極的
・Tension 緊張感
・Rhythm リズム
というそれぞれのテーマを表現してみましょう。(A4サイズ)


< Point >

・ テーマ毎の特徴が出るように構成しましょう。
・ 絵をつくってからどのテーマに合うかではなく、
  初めからテーマを決めて、テーマを意識してつくりましょう。


< 制作例 >

制作例を作成しました。

Positive 積極的
Tension 緊張感
Rhythm リズム


デザイン面に対しての白と黒とのボリュームは、常に意識しています。タイポグラフィーやフォトグラフィーでも同じ考え方です。
それぞれのテーマのデザインでは、大小の対比がなされ、これらの距離や整然雑然な配置によって、同じシンプルな図形であっても、感情の表現ができてしまうのです。
また、トリミングによって、そのデザイン面よりも外(の広がり)を感じさせることができます。その方向や分量をコントロールすることでも、表現の幅が広がるのです。



図案考論 #004


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