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ADHDだから仕方ないって全てを片付けよう
振り返ってみると、人生辛いことしか思い出せない。一大イベントは全て悲しいことだった、泣きたいことだった。
でも、その全てて私は泣いていないんだ。あーあ、今更、泣いておけばよかったって思う。素直に泣いていれば、愛されていたかもしれない……なんてね。あるわけない。いつだって泣いたら終わってしまう気がしたんだ。誰も傷つけたくなくて、自分1人で傷ついてた。偽善者みたいで気持ち悪いね。ほんと嫌になる。気持ち
着膨れた遠慮や謙遜を脱いだ皮膚一枚のぼく
すべて「そういうこと」で片付けられると思っている人間は、結構、そこらじゅうにいる。
本当はもっとあいまいで、答えなどないような問題を、ぐりぐり、型にねじ込んで、ハートの形にするとか、そういう。むりやりなハートをハートだと思い込んで、むしゃむしゃ食べて、「あぁ美味しい」って。何も考えていない様子で。
もしそれができたら、やっと、ぼくの心臓の膿は真っ赤になって、行くべき方向に向かい、体を巡り始める
存在の不透明さに死にたくなる
記憶に残っている初めての出来事といえば、スーパーマーケットの入り口で、じっとしゃがみこんでいたあの日のこと。
太陽はまだ上の方にあって、羽織もいらない暖かい日だった。私は、入り口のグレーのマットを行き交う蟻の列を眺めたり、店内にくり返し流れる音楽を聞いていたりして、ただぼうっとそこに「いた」。
暑くはなかったけど、喉は乾いていた気がする。ベリー(うちのかわいい犬)はどうしてるかなとか、ごはんはも