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旅に出れない旅好きは、コロナ禍で一体どこへ行く?

先日、横を通る度にずーっと気になっていたインド料理屋に行ってみた。

木製のお椀にスープが入っていて、見た目がお吸い物なのに味はお吸い物じゃない物をスプーンで食べる不思議さ。サラダには緑豆が入っていて、緑豆は乾物を甘く煮て食べるイメージなのを、生を塩味で食べる新鮮さ。カレーもめちゃ甘いのに後から結構スパイシーで汗が出て、「甘い」の反対語は「辛い」じゃないんだ💡両立するんだ?!という発見。

*海外旅行のエッセンスとは*

私がエスニック料理屋に惹かれるのはきっと、普段とは違う感覚に触れ、五感が目覚める感じや、非日常を味わうのが好きだからかもしれない。

日本の店員さんの出す「お客様は神様です感」や、それと併せてある「無理してる感」が薄い感じ。店員さんがBGMに合わせて鼻歌歌っちゃったりするユルさ。めっちゃイイなあと思いながらぼんやり眺める。

人によっては不真面目と感じたり、「それより早く料理持って来い」とか思うかもしれない。けれど私は服屋で小物を買って店先までお見送りされる時は気まずく感じるような人間で、店員さんがお客が居ようと鼻歌歌う位の方がむしろホッとするし落ち着く。

食事をしながら見るともなしに見ていると、店員さんは日本語のやりとりはあんまり得意じゃなさそう。なので途中で空いたお皿を下げに来た時「So delicious!」と言ってみた。すると「アリガト。マタキテネー」と返ってきた。下手くそ英語と練習中?の日本語のやりとり。

ほっこり・・・

日本の中の小さな異国。
お出かけ出来ない今だからこそ、こういう小旅行がなおさら楽しい。

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