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執着を手放す大切さを思い知った出来事

執着しないということ、手離すということ、なんかそんなことが大切と言われる昨今。

実はヨガでは、数千年も昔に、『人が成長していく段階で大切なこと』の内の1つに、『執着するな・ヴァイラーギヤ(離欲)』ということが含まれているのです。


※ヨガの八支則についてはこちらから☟


実は最近、私自身、身に染みて大切だなぁと思った出来事がありました。


『脱走した家猫は絶対に戻ってくるはず!!』という思い込みが手離せなかった


我が家には推定3歳半になるオス猫のゼロ君と、1歳過ぎになるオス猫、しんちゃんの2匹の保護猫がおります。

この、ゼロ君の方が根っからのハンターというか、冒険家でして。

時々、思いもよらない方法で、シレっと我が家を抜け出すのです。


先週も、終末の晩御飯どきに、2mはあろうかというデッキのフェンスを華麗に飛び越え、旅路に出てしまいました。


毎度のことだと思い、家の周りにご飯を用意し、待っていたものの...3日経っても戻ってこない。ご飯も食べに帰っていない。


『絶対に戻ってくる』と信じてはいるものの…...


さすがに心配になり、保健所や警察などに連絡を入れ、迷子ポスターまで用意し、眠れぬ日々を過ごしていたところ...


4日目になり、保健所から『聞きたいことがある』との留守電が。


『脱走した家猫は絶対に戻ってくるはず!!』という思い込みを手離した瞬間


あぁ、保護されたんだ!!!保護されてたから、ご飯食べに戻れなかったんだ!なぁんだ!

という、私の早とちりで。

『もう安心、3日ぶりにようやくグッスリ寝れるわ~~~明日の朝、保健所に迎えに行けばいいや』とグースカ寝て。


朝。マッタリと玄関前で御帰還あそばされたゼロ君と遭遇。


...は?!え?!!!!

あんた、保護されたんじゃなかったの???

なんて大笑いして迎え入れたのだけれど…...

(保健所の方は、『近所によく似た猫を見かけたという連絡が入った』という情報を下さる予定だったそう)



結局のところ。

・ゼロ君は絶対に戻ってくるはず。

という強い執着を、保健所からの連絡で、強制的に手離すことになった私

その12時間後、ゼロ君はまったりと戻ってきたわけです。


もちろん、偶然かもしれませんし、確かめるすべもありません。

でも、私には、『絶対に戻ってくる』という執着が外れた瞬間、それが空へ伝わったかのように思えて仕方ありません。


執着を手離すということ


ひとは誰しも、

・ああなりたい
・こうありたい
・あれが欲しい
・こうなっていたら...

という執着を持ちます。

・これはこういうもの。
・あれはああでないと。
・私はこういう人。
・あの人はああだから。

こういった執着もあります。


それらの執着全てが悪いわけではありません。

実際、執着が弱すぎると目標に到達できませんから。


でも…...
手離すと本当に楽になる執着も、たくさんあるのです。


執着を手離すということは、『執着する必要がなくなる』ということ。


『執着する必要がない』と聞くと、とても軽く聞こえませんか?


一度執着してしまったら、『手離そう』と決意して、すぐに手離せるわけではありませんよね。

だから…...

『執着する必要が無い状態』を作るのが一番なんです


あぁなりたい、と願う執着なら、

あぁなれると思われる全てのことをやりつくすとか。

こうありたい、と願う執着なら、

こうあれるだろうと思われる全てのことをやりつくすとか。


私はこういう人、という執着であれば、

それを大幅に覆すような人たちと付き合うとか、そういった環境に身を置くとか。


そうすることそのものが、『執着を手離す』本当の意味になるのでは?と思う今日この頃です。


ヨガは、ポーズをとる事だけではありません。体の柔軟性を養うことだけではありません。

こういった、『執着を手離す』ことに代表される、心の柔軟性を養うことでもあるのです。

もしよかったら、私と一緒にヨガでふわっふわな心と体、思い出しませんか?


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