【小売業】店長のその先を準備してますか❓
<おじさんDX Vol288>
無印良品の記事を見ていたら新入社員が「入社三年で店長になる」という記事を見て「すごいな...」と思いました。
無印良品様のようにシステム化され、計画的に店長育成を行っている企業もあれば、こう言っては何ですが、店長職の選任に「なんとなく」決めている会社もあるのかな?とも思ったのです。
✅店長職も色々ですね
実は、私も入社して三年未満(正確には2年少々)で店長になったことがあるのですが、その当時の職場で大量退職してスライド人事の結果だったりします😅
その企業なりの考え方がありますが、経験した小売業での店長の立ち位置は、高い立場ではありませんでした。中には、数店舗兼任の店長も見られますし、販売員の延長線でマネージャーというよりは、プレイングマネージャという位置が、多いのではないでしょうか。
システムが、しっかりしていれば困難な一般業務もない様子ですし、スタッフ教育をするのは、ほぼマニュアル通り。そのレベルが高いか低いかは別として、ある程度の形になっている企業が多いです。
決められた手順に従って業務を行うのですが、人によっては、毎日同じ事の繰り返しになってしまうようでして、私のように仕事に「情熱」や「やりがい」を求める人ならば、少々物足りないケースが出てくるのでしょう。
それでも「本部とスタッフの板挟み」は、なってみないとわからない😅
✅店長以上のポジションがない💦
店長職を行っていると気付いてくるのですが、店長職以上の役割が無いケースも見られます。特にフランチャイズ形式になると、本部は別会社(親会社)ですから役割が足りています。
✅流動性の低さが課題
というのも、企画、販促、仕入などは、本部が実権を握っていますので、店舗運営会社にそこまで整った組織が無くても経営出来てしまうのです。
フランチャイズ本部が、しっかりしていますから、中規模の店舗運営会社でも、店舗スタッフ以外は、それほど人材が必要ないのです。
フランチャイズは、新規参入ハードルが低いメリットもありますが、店舗運営会社としてみれば「組織が弱い状況が続く」という弊害もあるのです。
✅フランチャイズ本部⇒殆どの実権を握っている
ところで新入社員が3年で店長になるとすれば、24歳で入社して27歳くらいで店長になるのでしょう。定年までと考えると33年間...。店長職という一つの役割で継続できるかは、個人的に微妙な気がするのです😅
✅店長にもランク性の導入等の工夫を❗
「退職者が多い小売業」の場合、その離職の高さでバランスを取っているどころか、どんどん外へ出ていきますので人手不足になっています。
新人社員が、たまたま所属した店舗の店長を見てどう思うのかも重要ですし、その店長がイキイキしていないと、店舗の雰囲気は悪い方向に向いていくのです。
✅店長職は、最終着地点ではありません。
「店長職の先に何があるのか自身でも」明確にした方が良いと思うのです。
✅真の店長職とは何だろう
店舗の出店場所の選定や店舗装飾に始まり、商品構成や売場レイアウト等も店長の意見が反映されるのが望ましいのです❗
✅店舗の最高責任者は、店長なのですよね🙄
特に新店OPEN時等は、店長もスタッフも準備に駆り出されますが、ほぼ計画は決まっており、ハコモノが出来て「ハイ!あとは頼みます!」と引き渡される場合もあります😅
✅管理監督者なら、経営に参加する立場なのですが...💦
🍀アルバイトの採用
🍀スタッフ教育
🍀シフトの作成
言い方は悪いですが、この程度しか裁量がないような責任者ですと、店長職に魅力を感じるのか疑問です。あまりにもシステム化され過ぎると個性が埋没していくのです。
仕事で自由が利く訳ではありませんが、ある程度思うように仕事が出来る環境にないと「存在価値」を見出せないと思います。
それが出来ないのなら、店長職は「経営者感覚のない、単なる都合の良い社員化」してしまいます。
✅経験上、権限移譲をしないと店長職は育ちません。
✅店舗を任せるには、人を重視する姿勢が必要です。
✅店長によってスタッフの育成もかなり影響を受けます。
以前の記事で触れましたが、モノやカネばかりにとらわれると、ヒトが蔑ろになりヒトが残りません。
✅店長が退職。多店舗展開のチェーン店に多い
企業としてどの店舗も同じパターンの方が、効率良いのは理解出来ますが、店舗は、いくらマニュアル化しても「働く人の影響」を受けます。
それには、もっと「店長職という事に魅力を出す必要」があると思うのです。
ひねくれた、私の個人的な思いでした😁
🍀駄文を読んで頂き誠にありがとうございます。 ✅1.ガリガリ君の購入資金に充てます。 ✅2.ボンコツな愛車の維持費の足しにします。 ✅3.神社のお賽銭か盲導犬に募金します。