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【雑感】説得力、納得力があるのは行動から生まれる

<おじさんDX Vol 442>

管理職の役割の大切な仕事の1つは、スタッフの給与を向上させることです。お金だけが全てではありませんが、理想論ではなく現実に収入は大切ですよね。

✅どうやったら収入が向上するのか


特に経営陣に確認出来る中間管理職は、少ないです。

こんなコトを聞いてしまって良いのだろうか?
お金の話となると、途端に遠慮がちになる…。


個人的に遠慮は無用と思うのです。働きに来ているのですから、そこで中間管理職が変な気遣いをすると、スタッフも聞けなくなるのです。


収入を確保、もしくは向上させるには、

✅具体的に数値化して、何をどう?どのように?どの位?

スタッフに示していますか?

小売業の人気の無さは、現場スタッフの収入の低さにもあります。

大手でも本部スタッフの収入は現場スタッフよりも高い傾向です。企業全体を平均すればそれなりの金額なのですが、最先端に立つ現場スタッフというのは、それほど恵まれていません。


ここをどうにかしたい…。


例えば、月に5万円。年間で60万円の収入増を見込んだとして、その原資をどう稼ぐのかを数字で示すのです。

✅月15万円/人の利益増
✅売上にして月45万円/人の売上増
✅20人在籍する店舗ならば900万円の売上増
こうしてみると現状より5万円の収入増は、容易ではありません。

会社組織というのは、収益が向上しても会社の資産を使った上ですので、そう簡単に社員に還元となるケースは少ないのが実情です。


そこを交渉するのは、管理職の役目と思っています。


✅まず行動しなければ説得力がない


とは言え、闇雲に交渉しても話は聞いてくれないでしょう。


それは管理職としての実力が認められていないからです。


「欲しい欲しい」だけ言っていても会社は動きません。

✅大きな数字を持っている
✅大きな実績を持っている

これは全て行動から出て来た結果なのです。


ここでも触れましたが、認めざるを得ないレベルが必要です。

✅『あいつなら、やりかねない』

中間管理職は、経営陣にそう思われるくらい働かないと、配下のスタッフの収入を上げることは出来ません。むしろ関わった店舗のスタッフの収入が下がるようであれば、仕事の仕方を考え直した方が良いです。


乱暴な表現をすると、社長はともかく役員からの指示に対し「御用聞き」のような従順に従う中間管理職というのは、都合が良いだけで魅力がないのです。


『言い切れば自分に責任が回って来る…』


勿論口だけにはならぬよう、相当な覚悟と負荷があります。
それをあえて分かって意見等をぶつけてくるヒトというのは、私は大歓迎します。

こちらも「やれるものならやってみろ」と言う事もありますが、こうした中間管理職は、想定以上の結果を出してきます。


もちろん約束したコトは、必ず守る必要があります。


私は、上司という立場ながらこうしたヒトを尊敬します。


✅数字で落とし込むコトによって


実際にこうしたことをスタッフに伝えると、自分の収入が何で発生しているのかを考えるようになり各種アイデアを出すようになります。

中には収入に不平不満を漏らしていたスタッフが、現在の収入に納得するケースもあります。


私は、ブラックボックス化が嫌いですので、管轄する店舗が赤字なのか黒字なのかだけでなく、どの位の売上と利益があって経費がどの位あるのかまでスタッフに知ってもらうようにしています。


売上目標や経費節減などというと、どうも押し付けられている感や義務感があったのですが、それもこれも自分達の収入に少なからず影響するのです。

もしくは、影響するような組織である必要があります。

当初は収入の為だったのが、納得することで自分達に何が必要なのかを知ると、働くスタッフが楽しみながら取り組めるようになるのです。


取り組んだ結果が、心理的報酬と実際の収入に影響する…。


それは、時に『没頭』を生みます。


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