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【働き方】あなたの会社の新人はどうですか?

<おじさんDX Vol 644>

先日、とある集まりで冒頭に私が触れたひと言です。

4月に入社した新入社員が、2か月を経過し3か月を迎えようとしています。


ゴールデンウィークでの長期休日から、一般的に5月病と言われる時期を過ごし、6月に突入していますが、新人さんはどうでしょうか?


✅すでに退職/退職検討

残念ながらこの集まりの会社の中でも、すでに退職した新人さんが数件発生していました。


退職した新人さんを今更引き戻すコトも出来ないでしょうから、これから退職者を増やさないためにも、何が出来るか検証する余地があります。

それに今こうした集まりを行っている中でも、退職を検討、決意をしている新人さんもいる可能性があるのです。


これからの未来、個人的にヒトを大切にするというコトがより重要視されると想像しています。



✅石の上にも3年論?


その昔から言われているコトですが、退職者が発生した会社ほど「どうして新人さんが退職したのか」分かろうとしないのです。

石の上にも3年論があると

✅今の若者はすぐに辞めていく
✅辞めてどうするのだろう?

と、他人事だったりします。


私の見解では、

✅若者がすぐに辞めていくような会社は、淘汰される。(担い手不足)
✅若者は辞めても、次があるから心配ない。(求人数多)

これが現実だと思います。

むしろこれから先の担い手を確保出来ていない現実が来るのだから、心配すべきは若者ではなく、あなた達の方では?と思うのです。


「石の上にも3年」なんて言っている内に、早々に見切りをつけられている現実を知る方が現実的ではないでしょうか。


これだけ情報伝達が早い社会です。
その昔の時間論なんてナンセンスです。



✅仕事に集中できるようサポート

新人さんの抱える背景として、職場だけでなく生活面からサポート出来ないモノでしょうか。退職者が発生した経緯では、仕事よりも仕事へ向かう姿勢が整わずに離脱したケースがあります。


極端な事例ですが、

✅社会人になって1人暮らしを始めた新人さん
✅親元から通っている新人さん

退職するにあたって、仕事や職場環境だけが決定打ではないのです。

✅慣れない環境
✅知らない知識
✅経験不足
✅慣れない人間関係

ただでさえも新人さんは、色々ストレスを抱えます。


「仕事なのだから」「社会人として働くモチベーションは自分で維持する」というのはごもっともと思います。

しかし、理想論や常識ばかり押し付け現実を見ないのも退職者を増やす要因になりやしないでしょうか。


このような話をすると、甘やかし過ぎと批判されるコトもあります。
ですがね...現実を見て欲しいのです。


想像上ですが、1人暮らしなら生活費や家事等の負担もあります。
家事というのは大変ですし、時間も取られます。

✅食事はきちんとしているのか。
✅身の回りのコトは出来ているのか。
✅睡眠や休息はきちんと確保出来ているのか。


親元なら(例外もありますが)1人暮らしほど上記のようなストレスが無いかも知れません。


新人さんの取り巻く環境にも、職場だけでなく気を配る必要があると思うのです。

ちなみに私自身は新人の頃、縁もゆかりもない地域で1人でしたし、生きる為に不退転の覚悟で仕事をしていました。


ですが、それを若者に求めるのは酷だと思うのです。


何かの縁があって同じ職場で働くコトになったのですから、仕事に集中出来るようサポートを心掛けています。




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