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休憩をとるか⁉︎ 危険をとるか⁉︎

私は運送会社に勤務し、安全教育や事故処理等の仕事をしています。
そして、悲惨な交通事故をゼロにしたいと思い投稿しています。

今回は、「長時間運転」について書きたいと思います。

長時間休憩しない運転は、長くなるほど危険に近づきます。
事業用自動車の場合、最長でも4時間と決められています。

理由として、休憩しないそれ以上の運転は、事故のリスクが高くなるからです。

それは、安全を意識した運転の場合、すればするほど気を使うので、疲れてしまい、長く運転できません。
休憩がとても重要になります。

反対に長く運転できる人は、安全を意識した運転をしていないので、疲れにくい反面、とても危険な状態が続いているといえます。
典型的な例として、居眠り運転や漫然運転等の覚低走行がありますが、最も危険な運転です。

これで、事故を起こした人は、たくさんいます。
私も昔、居眠り運転で縁石と反射材に当てたことがありますが、どちらも到着を優先させた結果、自分を見失ってしまいました。
いまでも、深く反省しています。

ちなみに、私は長時間運転をすると、居眠り運転をしてしまうので、今ではこまめに休憩をとるように努めています。
命を失くしてしまうので・・・・・。
居眠り運転をすると、あとは「運」しかなく、たとえ運転技術があっても、活かすことができません。

それと、長時間運転を繰り返す人の特徴として目的地に早く着きたい心理が強く働く人や、運転以外(通話・DVD・TV等)のことに気を向けやすい人が多く、休憩より、到着や運転を優先してしまいます。

これが事故の元になります。

①運転は、安全だと思えば気を使わないので危険になる反面、疲れません。
②反対に、危険だと思えば気を使うので安全になる反面、疲れます。

運転していて疲れない人は①になり、疲れる人は②に該当する可能性が高いので、皆さんも考えてみてください。

これは、自分自身の運転を知るうえで、とても重要になります。

もしも、長く運転することに自信のある人は、いま一度自分自身の運転を見直してほしいと思います。

それは、覚低走行に陥ったり、気を配る運転ができていないときなどに、危険に遭遇すると、気付くまでに時間が掛かり、事故を起こす確率が間違いなく上がります。

長時間運転=手抜き運転=危険

貴方は、どちらを選びますか⁉

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

事故に遭わない・起こさない 自分自身の作り方 PART18



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