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子育て社員×若手社員 インタビュー #ワーママ編 〜ZENKIGENで叶える仕事と子育ての両立〜

ZENKIGENで働く社員のうち、結婚されている方は全体の60%であり、その大多数にお子さんがいらっしゃいます。
今回は、子育て社員がどのように仕事と私生活を両立されているのかを探る企画第2弾!
ZENKIGENで働くワーママのリアルと、それを近くで支えるメンバーの思いに迫ります。
 
本記事では、当社で活躍するワーママと若手社員の2人にインタビューした内容をお届けします! 

ワーママ・若手社員紹介

▶︎ワーママ

宮本 香織 Kaori Miyamoto(あだ名:かうりん)
所属:harutaka事業部カスタマーサクセス
入社日:2020年11月
11歳の息子と7歳の娘を持つワーママ。オフィスやイベントにお子さんを連れてきたりなど、家族ぐるみでも社員と交流している。
新卒で第一生命に総合職として入社し、法人営業に従事した後、大学での助手やNPO法人フローレンスに転職。2人を出産した後に、夫の海外転勤もあり、フィリピンで過ごす。帰国後、ZENKIGENのPhilosophy「For Our Next Generations」に共感し、子どもたちが楽しく生きる未来を創りたいと思い、ジョイン。現在は、harutaka事業部でカスタマーサクセスとして活動している。

▶︎若手社員

坂本 珠里 Juri Sakamoto(あだ名:じゅり)
所属:revii事業部セールス/カスタマーサクセス
入社日:2019年12月
昨年末に結婚された新婚さん。新卒でリクルートスタッフィングに入社し、その後サイバーエージェントを経て、ZENKIGENにジョイン。2022年3月末までharutaka事業部のエンタープライズセールスとして活動し、大学入試のオンライン化を推進するプロジェクトの立ち上げをプロジェクトオーナーとして推進。現在はrevii事業部でセールス/カスタマーサクセスとして奮闘中。
 

※宮本と坂本が取り組んだ「受験生支援プロジェクト」に関する記事はぜひこちらをご覧ください。

 


ワーママの働き方

ー宮本さんはZENKIGENに入社する前からリモートワークはされていましたか?

宮本:はい。ZENKIGENは3社目となりますが、リモートワークの期間は長いです。

ーおお〜!では、ZENKIGENに入社して、仕事と私生活の両立の面で変化はありましたか?

宮本:ありますね。フルフレックスで働けることはもちろんですが、コアタイムがないことも大変助かっています。私が経験した中でZENKIGENが一番働きやすいですね!

ー普段はお仕事と育児の両立でどのような1日を過ごされていますか?

【宮本さんの一日】
6:00 起床、洗濯1回目
6:30 子ども起床、朝食作り
7:00 洗濯2回目、洗い物、子どもの準備の手伝い
8:00 子どもは学校へ(夫が途中まで見送り)、洗濯干す
8:30 仕事開始
12:00 休憩、お昼食べてから夕飯の仕込み
13:00 仕事再開
15:00 子ども帰宅しはじめる
16:30〜17:00 中抜け(習い事送迎など)
18:00 退勤、夕飯、洗い物
(21:00 仕事がスタックしている時や、日中の中抜けが長い時は1時間程度稼動)

宮本:普段は8:30から業務を開始していますが、保護者会など子どもの予定がある日は、席を開ける時間を考えて、その分普段より早く業務を開始するなどしています。フルフレックスではない会社で働く人からは、「保護者会のために有給を使わないといけない」と聞いたことがあるので、コアタイムなしのフルフレックス制のZENKIGENで働けることは恵まれていると感じますね。

ー周りのママさんやパパさんもそのように働いていますか?

宮本:そうですね。私は、ZENKIGENで働く他のお母さんよりも子どもが小学生と少し大きいほうですが、まだお子さんが幼いお母さんは朝や夕方に保育園の送迎に行っていますね。みんな自分の不在時間をGoogleカレンダーで可視化しているので、仕事もしやすく、お互いに言いやすいですね。お子さんがいらっしゃらない方でも、そういった働き方に理解のある文化があるのでとても助かっています。

ーなるほど。コアタイムがある会社ではどういった働き方をされていたのですか?

宮本:子どもが体調不良で保育園から呼び出しがあったりすると、両親に頼るか、病児保育を使っていました。もしくは、無理を言ってコアタイムに抜けるという選択をしていました。夫婦ともに両親が健在なので、どちらか予定がつく方が迎えに行くなどという調整もしていましたが、両親に負担をかけてしまうのは心苦しかったですね。会社の人にも、早上がりさせて欲しいというお願いをしなければいけないですし、周りの人に負担をかけてしまうのでいつも躊躇していました。

ー逆に、坂本さんは今後お子さんを持つ側になることが考えられる身として、ママさんパパさんが仕事と育児を両立されていることに対して、どんな印象を抱いていますか?

坂本:実際どうやって仕事と子育ての両立をしているのか、想像がつかないという印象です(笑)自分の今の生活スタイルを考えると、生活スタイルからしたら、信じられないですね。
スタートアップは、緊急度は高くなくても取り組んだほうが良いことは無限にあります。それに、やる気のある人が集まっている会社だからこそ、自分のやる気と実際確保できる時間のギャップを考えると、自分がそういう立場になった際に、みんなと同じくらいコミットできるのか不安ではあります。

ただ、お子さんがいる方は特に働き方にメリハリが感じられます。お子さんがいるからといっても、生産性は周りの社員と変わらないので、セルフコントロールが上手だなといつも驚きます。

宮本:たしかに、メリハリは日頃からかなり意識していますね。常に仕事の工数を考えて、自分なりに時間をコントロールするようにしています。

ワーママの葛藤

坂本:一つ疑問に思っているのは、「生活に左右されずにもっとプロジェクトにコミットしたい」と思うことはないのだろうかという点です。仕事にもっと打ち込みたいというやるせなさはあるのでしょうか?

宮本:もちろんありますよ。考える時間を確保しづらく、子育て中に思考が中断されてしまうのはフラストレーションですよね。例えば、ご飯を作っているときにアイデアがふと湧いてきても、その時間は子育てをしなければなりません。子どもが産まれる前はこうではなかったのに、と思うこともありますが、最終的には目の前にいる子どもや生活に立ち返り、今はこういう時間なんだと納得するのが私の解決方法ですね。

宮本 (左)

ただ、考えが浅くなってしまうこともしばしばあるので、考える時間を意識的にとるようにしなければいけないなと思っています。そういった課題もありますが、限られた生活時間の中でメリハリをつける意識を持つことは確実にプラスの効果になっています。

坂本:時間の制限がある中でも、どう工夫すればいいのか、着々とアップデートしていけるのがZENKIGENの強みでもありますよね。

宮本:本当にその通りだと思います!

ーもっと仕事したいと思うことがあっても、子どもと向き合う時間は割り切ることが大切なのかもしれませんね。考える時間を意識的にとるというのは、具体的にどういったことをされているのでしょうか?

宮本:先日、ZENKIGEN休暇を取らせていただいたのですが、その際に思考の改善のために、自分の一つ一つの仕事の時間を計測するようにしました。自分が普段何に時間を使っていて、何を考えているのか。どの時間から考える時間を捻出できるのか、どうしたら子どもにも優しくなれて、かつ会社でもブレずに仕事できるか、ということを考えていました。休暇中は旅行もしましたが、思考改善もできたのでよかったです。

子育てしている人がマジョリティ

ーZENKIGEN休暇でまとまった時間が取れたことによって改善されたんですね!
坂本さんは、お子さんがいらっしゃるママさんやパパさんに対して意識や工夫していることはありますか?

坂本:そうですね、良い意味であまり意識しないようにしています。
と言うのも、ZENKIGENはお子さんがいらっしゃる方がマジョリティなので、子どもがいるから周りが何か特別な対応をしなければいけないという意識はなくて、必要があれば当たり前にフォローするという風潮があります。これは一つの文化だと思います。
強いて言うならば、私がされたら気持ちよくないと思うことはしないように意識しています。例えば、自分に子どもがいたとして、自分の仕事に対して、「お子さんがいるのにすごいですね」と言われたり、逆に「お子さんがいるからこの成果でも仕方ないですよ」などと言われたら、ビジネスマンとして屈辱的に感じると思います。そのため、かうりんの仕事の成果やそのプロセスがすごいと思えば、シンプルに「すごい」と言うようにしています。これは恐らく私だけではなくて、ZENKIGEN全体がそうなのではないかなと思います。子どもがいるということ自体、とても素晴らしいことなのに、「子どもがいてすみません」という文化を創りたくないとみんな思っているのではないかなと思います。

実際、「子どものお迎えに行っていました、すみません」というようなコミュニケーションを取る人はいないと思います。逆に、子どものお迎えに行かないのは親としてあるべき姿ではないよね、という考え方ですね。でも、子どもを持つ人がマジョリティでない会社だと、頭を下げながら申し訳なさそうに会社を出ていく、という風景が当たり前の会社もあるのかな、と思います。ZENKIGENでそのような姿を見たことがありませんし、送り出す側も、むしろドヤ顔で「行ってらっしゃい!」という雰囲気だと思いますね(笑)

宮本:とてもわかります!
私はオフィスに出社しても、子どもの迎えがあるため15時くらいにはいつも帰っています。帰る理由を周りに聞かれたとしても、子どもの迎えと言うと「そうだよね!いってらっしゃい!」といつも言っていただいています。周りのワーママ、ワーパパ社員も大体そのくらいの時間に帰っていますね。その分、帰って家事を済ませたあとに自宅で一時間くらい仕事するなど調整している感じですね。

坂本:それに、かうりんたちと入れ替わりで、若手社員が「お疲れ様でーす」とオフィスに入ってくるという。フルフレックスを謳歌している(笑)
 
ーたしかに、お子さんがいる方々のほうがマジョリティでもありますし、お昼過ぎに出社する社員も多いですよね!

宮本:そうですね。自律して自分をコントロールできる人が集まっている会社ですよね。

坂本:変な慈悲もないですよね。お子さんがいるから多めに見てやろうか、みたいな。

宮本:たしかに、それは全くないですね!

ー変な意味の慈悲もないからこそ、子どもを言い訳にしないということですね。

宮本:そうですね。ただ、私はフォローしてもらっていると感じる時があって、それこそじゅりは私が不在の時間に全部のメール対応してくれていたというのがありました!

坂本:あれはフォローではなく、当たり前のことだと思います。私が休暇で不在の時はかうりんに助けてもらっていますし(笑)

坂本(右)

宮本:そういう小さなことでも、私からしたら「気付いてくれてありがとう」という感謝で溢れますし、安心できます。

結局ZENKIGENは子どもがいるいないにかかわらず、みんなでフォローし合うことが基本になっていると感じます。例えば、じゅりに予定があって業務を中抜けすると言われたとしたら、不在の時間を考慮してみんなでフォローし合いますね。

子どもから見えるママの姿

ーつぎに、働くうえで気を付けていることや工夫していることはありますか?
社内のコミュニケーションの取り方や働き方も含めて、いかがでしょうか?

宮本:私の場合、15時に子どもが帰ってくるので、大事な案件はできる限り午前中に詰めるように意識しています。ラフな話し方をしているMTGなどは、子どもが気になって乱入してきてしまう可能性があるので(笑)

ーそもそもお子さんが乱入してくる環境もすごいですよね(笑)
私が小学生のときは親の職場の人なんて知らなかったですよ。

宮本:そうなんです、今日はそのことをすごく伝えたかったんです!
子どもが、親の働いている姿を見ることができるということはすごく良いことだと思っています。息子はパソコンが大好きなので、私の横に座って一緒にパソコンを操作することもあるんですけど、「ママの仕事場って面白いね」なんて言っています。仕事をしている大人であり、一人のお母さんという姿を見せられるのがすごくいいところなんですよね。夫も在宅で勤務をしているので、お父さんお母さんが家で仕事してて、同僚と話してるようなこともあれば、お客様と商談をしているビシッとした場面も、子どもなりに分かるみたいなんです。なので、大人にさせちゃっているなとも思いますが、社会性が身につくなと思っています。

ー子どもが親の働く姿を見るというのはお互いにとっていいことですね。

宮本:そう思います。「うちのママの仕事はね」とお友達に話せることは、子どもにとって誇りになると思うんです。私は両親の仕事が見えなかったので、自分の子どもには親の仕事している姿を見せたいなと思います。今はあまり分からなくても、大人になったときに、「ママがやってたことはここに繋がっているんだ」と気づいてもらえたら嬉しいなと思いながら仕事をしています。実は、これは私がZENKIGENに入社した理由にも繋がっているんです。私がしている仕事が世の中を少しでも良くしようとしていて、「ママのおかげでこうなったよ」と言ってもらえたらいいなというのが私の仕事のベースとなる価値観になっています。

坂本:うわ〜!これは素敵ですね!

会社に期待すること

ーでは最後の質問です。お二人はこういうサポートがあると良いなという会社への要望や意見はありますか?

宮本:私はフルフレックス制度を最大限活用させてもらっているので、これ以上に求めるものはないと思えるくらい、それが全てのサポートになっていると思っています。
また、最近では、働き方を変えて週3日稼働という形で新しい契約に変更した社員もいますよね。そのときの環境にあわせて人事や経営陣に相談することができて、新しい働き方を選択できるということで十分だと思っています。
今後、親の介護をする時がくるかもしれませんが、こうした前例もあって、働き方を相談することができるとわかっていること自体がありがたく、安心できます。

ーなるほど。フルフレックス制度をみんなが活用するからこそ自分も有意義に活用できる文化というのが、そもそもサポートなんですね。坂本さんはいかがですか?

坂本:かうりんが言ってくれた通り、制度としてはこれ以上にないくらい環境は整っていると思います。
お子さんがいる人だけに時短勤務など特別な制度を作ってしまうと、それこそが棲み分けになってしまうので、個人的にはあまり好きではない風土です。それこそ、親の介護に関しては若手社員も含めて誰にでもありえることなので、時短勤務などを必要とする人はお子さんがいる人だけではないと思います。その時々で最適な働き方を考えていくだけで十分な気がしています。

ーお子さんがいる人だけと限定してしまうと、お子さんがいない人が制度を使いにくくなってしまうし、全社員がフラットというのがZENKIGENなんですね。

坂本:なによりZENKIGENのすごいところは、コロナ前からこういう働き方や文化が浸透していたということだと思います。
もし今後コロナが収束したら、出社しなければならないという不安を抱えるお父さんお母さんが世の中にいると思いますが、ZENKIGENにはその心配がないですよね。むしろ社員全員出社したらオフィスに入りきらない(笑)その点で、いつかリモート勤務が続けられなくなる日が来るのではないかという心配がないことは、とてもありがたく心理的安全性も高いですね。

宮本:その通りだね!!


仕事でも私生活でも全機現できる環境があり、社員それぞれが異なる生活をしている中でも、一人ひとりを尊重して補完し合っている様子が伺えました。

最後までお読みいただきありがとうございました!^^

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