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キャプテン任命の自負

息子君のサッカーの練習にパパコーチ的なお手伝いをしに行き始めてはや数回。コーチ陣ともコミュニケーションを取る回数も増えて、少しは距離も縮まり、良い感じです。

前回の練習では、合間に3年生のコーチと4年生のサブのコーチと少し話をしていました。

すると、うちの息子君の話になり、3年生のコーチが
「いや、ホンマ、●●●(息子君)をキャプテンにして正解やったと思うよ。俺の見る目は間違えてなかった!」と言ってくれます。

そうそう、まさにこの方が、ちょうど1年前に息子君に耳打ちをして始まったことなのです。
これね。

当時から僕も薄々と分かってはいたことですが、改めてコーチご本人からキャプテンに選んだ意図が語られました。

要はエースのA君

 今はもういないエースのB君

 そして一つ上の学年の試合にも呼ばれていた飛び級のC君とD君。
などがいる中で、特に突出しているA君B君は当然、自分が上手なことも理解しており、自由気ままに、というのか、思い通り、というか、やりたい放題というのか、他の子達よりも言うことを聞かずに自分の思いを強く通す傾向がありました。

実力でいえばA君かB君をキャプテンにするのが妥当でもあり、また反対意見も無かったことでしょう。でも、そうしていたら、絶対にA君、B君が増長して偉そうに振る舞い、わがまま放題だったと思うわ、とコーチ。

そこで、真面目で、正義感からなのか、A君、B君にも注意していた息子君をキャプテンに任命したと、改めて説明。

「いやぁ~本当に頑張ってくれてます。●●●(息子君)やからチームが1つにまとまっていると思いますよ。A君をキャプテンにしてたら崩壊してたと思いますもん。」といったお話をいただき、一緒に聞いていた4年生のサブコーチも同意をしてくれました。

僕も聞いていて、概ね同意しております。
で、確かに息子君やからチームにまとまりがあるとも思っています。

でもね。今回褒められた、息子君のプレイ面での頑張り、そして皆を注意する真面目さ、はあるのですが、僕はもう1つ大事な要素も分かっているのです。

まったく、チームを引っ張っていない・・・。

は?
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、大事なポイントなのですw
息子君、注意はしますけど、こうしよう、ああしよう、というリーダーシップは皆無なんです。
試合中に限らず。練習でも休み時間でも。
皆をまとめて、ある方向に導くようなことは、見たことがありません。
(遠くから見守る親としてはもどかしいことこの上なしですが・・・)

なので、副キャプテンだったり、しっかりと周りを見れる子が、
「集合しよう」「荷物もっと奇麗にまとめよう」「そろそろ体操して準備しよう」「並んで挨拶しよう、●●●(息子君)並ばせて!」といってチームを良い方向に導いてくれるのです。

それにうちの息子君はついていくだけwww

これも1つのキャプテンシーなのでしょう(笑)。
リーダー論としてもある手法なのでしょう(知らんけどw)。

「あいつ、頑張ってるけど、チームのこと何もせんなぁ。。。しゃーないから俺が言うたろ。」

っていうモードなんでしょうね。息子君に文句言うことも無く、自らボランティア精神でチームが良い方向に進むよう導いてくれます。

ある意味、息子君の人徳といえるかもしれません。
「頼りないけど、ちゃんと頑張ってはいるから、俺も協力したろう」
というチームのまとめ方ww

おそらく、漫画の主人公にはなれなさそうですが、これが息子君なりのキャプテンシーなのでしょう。

勉強になります!(笑)

確かに大人の世界でもそういう人いますもんね。
凄い手腕を発揮してグイグイ引っ張るリーダーじゃなく、みんながその人を盛り立てているようなリーダーって。

うむうむ、そういう息子君の特性も、キャプテンに任命して頂いたからこそ顕著になることですので、改めて3年生のコーチにも感謝です。
良い経験させて頂いております!!

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