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正直、怖いです。
タイトルは息子のセリフです。
どんなシーンで放たれたかと言うと、彼が所属しているサッカーチーム(小学3年生)の練習から帰ってきた時のことです。
親からしたら本当に理解しがたいのですが、
コーチから個別に話があり、「キャプテンにしようと思っている」との打診があったそうなのです。
こちとら、
「ホンマに!?」
「嘘やろ!??」
「なんで!???」
の状態です。。。
サッカーの上手さでいうともっと上手い子は他にもいます。
真面目ではあるので(親とは違って)、確かにチームを律することはできるかも。普段から周りの子たちを注意しまくってるようです。(これはこれで心配。。。)
でもまだ3年生ですからね。律するもなにも・・・。
なにより、日本語能力が他の子たちと比べてもおぼつかない・・・。むしろ、非常に能力が低い・・・。
「荷が重いやろ~!」が僕の最初の感想です。
で、その報告をしてきた本人に聞いたのです。
「●●くんは、キャンプテンに選ばれそうになって、どう思ってるん?」
ちょっとはにかみながら、
「正直、怖いです。」
なにそのセリフ~!!!ですよ(笑)
物語の主人公か?と少し笑ってしまいましたが、よくよく考えると自信満々に「やれるっしょ!」という感じでもないわけで、あるいは「いや!絶対ムリ!!」と弱腰になるわけでもなく。
「怖いけど、頑張りたいの?」と聞くと、
「うん、なりたい。」とのこと。
ほんだらパパも応援するよ!
色々と大変なこともあるかもやけど、大丈夫や!!
となりました。
これ、親バカの話で終わらせるのはもったいないと思ってここに記すのです。
ほとんどのチャレンジはやっぱり怖いコトですよね。でも、リスクを恐れてて一歩踏み出さないのは当然、もったいないこと。僕なんかもうイヤというほど分かっていることですが、それでもなかなか簡単には踏み出せないものです。
リスクをそこまで想像できていないだけと言えばそうだけれども、本人なりにやっぱり怖いと思っているなかで、それでも頑張ろうとしている様子。
それを目の当たりにして、一人の人間として心が震えました。
すごい、すごい、と思いました。
結果として、親バカかもしれませんが、ここに記すことで1つの教訓としたくて。
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