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仕事の進め方、売上の作り方、そして経営

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私が20代のころ、ずっと他の人たちはどうやって仕事を進めてるのか、どうやって売上を作っているのか、そのリアルを知りたかった。でも、多くの本にはビジョンや計画などのことが多くリアル…
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若い経営者に降りかかる経営のワナ

若い経営者に降りかかる経営のワナ

今年40になり色々な経験をしてみて少し経営者としての経験も積んだので私より若い経営者に伝えたい世の中の名のある経営者やコンサルなどが仕掛けるワナをいくつか書留めたい。

儲けは後からついてくるワナ

一度は聞いたことがあるだろう、儲けは後からついてくる理論、
世のため人のためにやっていれば、
理念がよければ、
諦めずに努力すれば、
奉仕すれば後から必ず返ってくると。。。

答え、
返ってきません。

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値下げについて

値下げについて

私は事業として、製造、卸、小売とそれぞれの事業を行っています。
(卸は製造事業会社に付属したものと小売事業会社に付属したもので卸の事業会社は持っていません)

まず製造業における値下げについてです

よくあるのは卸会社さんからの特売条件の依頼です。
多くは通常より多く発注するからというのが多いのですが、
基本的に私の経営する5億ぐらいの年商の食品製造業では通常より多く発注をもらっても原価は下がりま

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自社の適性借入額はいくらか

自社の適性借入額はいくらか

自社の適性な借り入れ金額はいくらか、
難しい問題ですね。
その設備投資は身の丈なのか、
投資回収の見込みは、
将来予想される年間収益の5倍程度なら、10倍なら・・・

様々の方向から検討し、
借り入れをする。
のが一般的に語られていることですね。

でも、様々な方向から検討しても、
今回のようにコロナが発生したり、
10年前のように東日本大震災が発生したり、
検討しきれない要素が世の中には多々あり

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給料はどのぐらい払えばいいのか

給料はどのぐらい払えばいいのか

経営者なら自社の適性な給料総額について考えたことは当然あると思います。しかし、その答えはどこにあるのでしょうか。

もちろん従業員は多くもらいたい、でも経営者側としてはそんなに多く出せない。でも経営者は従業員のみなさんがモチベーション高く働いてもらいたい。そもそも多いとか少ないとかの基準が明確ではない場合が多く、労使で大きくその数字に見解の相違がある部分ではないでしょうか。

また、モチベーション

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給料の手取り

給料の手取り

中小企業社長としてのその骨格を成す権利、

それは人事権。

その中の給料の決定について、今回は評価方法などコンサルが指導する内容ではなく税の面から書こうと思います。

給料の話をする時、多くの社員、スタッフさんは、手取りで話をします。

反対に経営側はどうでしょう?

その人の家族構成、持ち家か借家かなどなど様々な要素で、決まる手取りよりも、実際に支出する総額で考えることが多いのではないでしょう

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何をしにお店を見学に行きますか?

何をしにお店を見学に行きますか?

ある人からの教えを思い出した。

私が尊敬するある人にお店をスタッフと見学させてもらった時のやり取りを思い出しました。

今日、君は俺の店を見て何を感じた?(実際の言葉は違うかも)

うちのバイヤーはこう答えました、

「いい商品がたくさんあったのでうちの店でも取り入れて販売したいです!」

私が「あっまずい!」と思った瞬間、その人は言いました。

だから君たちの店はダメなんだ、
君たちは俺の店に

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どんな売り場を作るか

どんな売り場を作るか

いまコロナでいろんなことが自粛になっていて、
スーパーやドラッグ、ホームセンターはお客様であふれ、
唯一このコロナ禍の中で絶好調な業態なんだと思います。

さて、そんな中、生鮮3品(青果、鮮魚、精肉)がない当店や、
お土産系の当社のお客様にどんな売り場を提案するか。

これがめちゃくちゃ大切だと思うんです。
これを考えるのがいまやるべきことです、いまある商品を切り口を変えて、
提案し、販売につなげ

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陳列の考え方

陳列の考え方

自分のお店がある人、どこかに自社の棚を持っている人、陳列する時にどんなことを考えますか?

私がスーパー時代に教えられたことで今も覚えてることで、一般的にもそうであると言われていることは、

・縦割り、商品は縦割りで見やすく
・一見してそこに何があるかわかるように
・テーマを決めて、売れる商品をしっかり単品量販

とかですかね?もうスーパーの現場の仕事から離れて時間も経つので忘れてしまいましたが・

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見積もりにどんな情報を入れてますか?

FCPシートとか、商品仕様書とかもちろん必要。

でも、

まず、

見積書に必要事項をきちんと入れて提出することが大切。

見積書の充実度次第でバイヤーの仕事も減るし、自分たちが電話やメールで複数回やり取りする必要もなくなって双方にメリットが出ます。

なんどもなんどもやり取りしていると成約率下がりますよ!

相手先をきちんと明記
(株)(有)〇〇御中など、「企業名+御中」。たまに〇〇御中〇〇様

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誰も教えてくれない展示会3つのポイント

誰も教えてくれない展示会3つのポイント

毎年出店しているスーパーマーケットトレードショーが今年も幕張で開催されます。はやくビックサイトに戻って欲しい。幕張は遠い、電車が強風で止まる。

と余談はさておき、展示会シーズンに入ってきました!

今回は展示会を有意義に、お取引に繋げるためのちょっとしたポイントについて書いていきたいと思います。

まず、第一に展示会はサンプリングの場ではございません!

まぁ皆さん景気良くガンガンお渡しになりま

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表示法改正対応終わった?

表示法改正対応終わった?

2020年4月から食品表示法が改正されます。

移行期間あるよね?すぐじゃないよね?って思った人。移行期間の4年間が今年の3月で終わるんです。もう猶予はありません。

旧表示の商品が出荷できるのは3月31日製造分まで、4月1日製造分からは新表示法に対応した商品しか出荷できません。

でも、お店で見る多くの食品はまだまだ旧表示のものが多いですねー。

私は製造業を経営していますのが、パッケージの表示

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商品云々じゃあないんだ。

あなたの、もしくは私の会社の商品が不採用になる理由は、「採用する理由がないから。」

でも、多くの場合断る理由に、
「採用する理由がないから」とは言えないから、
デザインが、量がとか、価格がとか、ロットがとかいろいろと理由をつけるけど、不採用の本質はそこにないので、バイヤーがいうことを間に受けて対応しても採用されずに「だまされたー」となる人もいます。

実はいろいろ言っていた理由の言葉の前に
「う

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